テレビの音が聞こえにくくてボリュームがどんどん大きくなった70代の父と、父のテレビの爆音に悩んでいた母のために、ミライスピーカーをプレゼントしてから約1ヶ月半。
両親にミライスピーカーを使ってみた「本音の感想を教えて!」と電話でインタビューしました。
というのも…
ミライスピーカーは公式サイトで買うと、60日間の返金保証というのが使えるので、もし父の耳に合わないなら、そろそろ返品の手続きが必要だから。
「もし不要なら、返品してまた他の高齢者向けスピーカーを探すから、とにかく素直な本音を聞かせて!」という前置きの上で聞いてみました。
結論としては、うちの両親にはミライスピーカーが合っていたようなのですが(よかった)
初めて知った意外な使い方や感想も聞けたのでここでご紹介します。
【レビュー】高齢者の両親に聞いてみた!ミライスピーカーの本音の感想
宅配便で届いたミライスピーカーの箱を開けた時に印象から、音に関する本音や不満など、78歳の父と76歳の母に聞いた感想です。
ミライスピーカーの最初の印象は?
まず箱を開けた時の最初の印象は「ちっちゃくて(小さくて)びっくりした」とのこと。
事前にわたしが「スピーカーを母の日のプレゼントで送った」と伝えていたのですが、実物が届くまで大きな物を想像していたようです。
ミライスピーカーのサイズは「8.6(幅)×14.3(高さ)×21.2(奥行き)cm」と手のひらに乗るぐらいの大きさです。
デザイン(見た目)は?
見た目は?と聞くと「普通やな〜、邪魔にならないよ」と、デザインについてはあまり関心は無さそうでした。
ミライスピーカーの色は「黒」一色のみ。
ひし形のような形でシンプル。
どんな部屋でも馴染みそうなデザインです。
接続(取り付け)は大丈夫だった?
76歳の母が1人で接続したようですが「10分もかからんかったよ!扇風機よりカンタンやわ」とのこと。
4コマ漫画の説明書だけ見たらすぐに取り付けられたようです。
ミライスピーカーとテレビの接続は
- 電源コードを挿す
- 音声ケーブルをテレビのイヤホン(ヘッドホン)差し込み口に挿す
の2ステップ。
高齢者の方でも簡単にできるよう配慮されています。
具体的な接続方法は以下の記事で詳しく解説しています。
テレビは聴こえやすくなった?
耳が聴こえにくくなっていた父は「よく聴こえる」「テレビのボリュームが37から25ぐらいになった」と回答。
母も「ドラマの声が聴きやすくなった」とのこと。
母は元々父ほど耳が聴こえにくくかなったようですが、やはり少し聴力が衰えていたのかもしれません。
※ミライスピーカー購入者の「良い口コミ」「悪い口コミ」も以下の記事に詳しく記載していますので参考にしてみてください。
音質は?
またテレビの音質は悪くないか?聞いたところ
「ラジオみたいにスッキリしたええ音よ」「野球中継の音が良くなった」とのこと。
また「前はドラマの音楽がうるさかったけど、音楽が静かくなった」と言ってました。
高齢者の聴力は、音の輪郭にくっきりさせる性質がある高音から衰える傾向にあります。
ミライスピーカーは、テレビの声を聴きやすくするよう「曲面サウンド」という特許技術で、高音を遠くまで届ける仕組みのため、高齢者の両親にとっては「聴きやすい」「いい音」と感じるようです。
わたしの両親にとっては「ラジオのような音=スッキリした良い音」と感じているようです。
元のテレビの音と聞き比べてどう?
ミライスピーカーをテレビに繋いだ時の音と、ミライスピーカーを通さずテレビそのものの音を聴き比べてもらいました。
感想は「テレビだけだと低音がワンワンとうるさい」とのこと。
父も母もすでにミライスピーカーの音に慣れてしまったようで、本来のテレビの音に違和感を感じるようになっていました。
高齢者の聴力は基本的に高音が衰えるもの。
つまり、普通の音を聴くとバランス的には低音が強く聴こえているのです。
ミライスピーカーは、高音や中音域を少し強調(=低音を少しカット)してあるため、高齢者の両親にとっては、ミライスピーカーの音の方が音のバランスとしてちょうど良いのだと思います。
なお、ミライスピーカーの音質や音の原理(仕組み)については以下の記事で詳しく解説しています。
一番良かった点は?
母からは「お父さんのうるさいテレビの音がストレスやったけど、今はそのストレスがなくなった」とのこと。
父は「お母さんの機嫌が良くなったこと」だそうです笑。
あと、父は近所の人に「未来のスピーカーが来た」と自慢しているようです。
ミライスピーカーの不満なところは?
「ミライスピーカーの不満なところを素直に教えて」という質問に対しては、以下の4つの回答がありました。
- ボリュームがわかりにくかった
- 電源をつけっぱなしにする
- 他の部屋に動かすのが面倒
- 箱の上に置いたらビリビリ言う
ボリュームがわかりにくかった(もう慣れた)
ミライスピーカー本体に付いているボリュームのツマミのことですが、目盛りが付いておらず最初少しわかりにくかったようです。
ミライスピーカーの取扱い説明書には「ツマミを6割ぐらいの位置に」と書かれているのですが「ボリュームの数字が書いてあるとわかりやすいのに…」とのこと。
ただ「すぐ慣れたから大丈夫」のようでした。
電源をつけっぱなしにする
これは両親の使い方の問題だと思うのですが、よくミライスピーカー本体の電源を切り忘れて付けっぱなしにしてしまうとのこと。
自動で電源オフになる機能があると便利かもしれませんね。
他の部屋に動かすのが面倒
今回の両親へのインタビューで分かったのですが、どうも母は1台のミライスピーカーを3つの部屋で使い回しているようで…
その移動が「ちょっと面倒臭い」とのこと。(そりゃそうだ)
ミライスピーカーは手の平に乗るぐらいの大きさなので、電源コードと音声コードを抜き差しすれば移動できないことはないものの、さすがに毎回持ち運ぶとなると面倒だと思います。
「応接間に1台あればいいだろう」と思っていたのですが…
もう1台ぐらい買ってやろうか?と迷うところです。
箱の上に置いたらビリビリ言う
あと、これは買ってすぐの頃に分かったのですが、どうも最初はミライスピーカーを空き箱の上に置いていたようで「なんかテレビの音がビリビリ言う」と母からクレームがありました。
スピーカーの振動が空き箱に伝わってビリビリ鳴っていたようで、硬いテレビ台の上(テレビの横)に置き場所を移すことでこれは解決しました。
スピーカーは振動で音を伝えるので、置き場所はできるだけ音が響かないものにしないと、音に影響がでます。
その他、ミライスピーカーのデメリットや注意点については以下の記事で詳しく解説しています。
価格はどう思う?
最後にミライスピーカーの価格(29,700円)を伝え「どう思う?」と聞いてみました。
母の第一声は「お金払おうか?」でした。(わたしがプレゼントしたので)
「いやいやそういう意味ではなく、この商品に対して高すぎると思うか?妥当か?」を聞き返したところ、
「3万円で、毎日のストレスが消えたんやから安いわ〜、一生使えるわ〜」と
期待した返答でした笑
両親にミライスピーカーの本音レビューを聞いた感想
最後に、70代両親の率直なミライスピーカーに対するインタビューをした感想は
- 「父のテレビの爆音に、母は本当にストレスを感じていたことを実感。解消できてよかった」
- 「(父だけでなく)母も意外と耳は衰えていたんだな」
- 「3部屋で使い回していたとはびっくり」
といったところです。
それなりに値段の高い母の日のプレゼントでしたが、結果的に気に入ってくれたのはよかったです。
ただ、耳の具合や音の好みによってミライスピーカーが合うか?合わないか?は個人差があると思いますので、購入される場合は「60日間の返金保証」が使えるミライスピーカー公式サイト での購入をおすすめします。
なお、返金保証が使えるのは1人1台までですので、初めて購入する場合はまず1台だけ試してみるようにしてください。
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