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なぜ高齢者はテレビの音が大音量でも聞こえにくいの?理由と解決策

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大音量のイメージ

こんにちは。コトノバです。

  • テレビの音がうるさくて困る…
  • 何かいい解決方法はないのか?

例えば同居するご両親など…

高齢者が観るテレビの大音量に悩まされている方もおられるのではないでしょうか?

 

ふだん会話するときには、そこまで大きな声を出さなくても聞こえるのに

テレビの音となると「なんでこんなに大きな音でも聞こえにくいの?」と疑問に思われるかもしれません。

でもそれにはちゃんと理由があります。

 

この記事では、高齢者の方のテレビのボリュームが大音量になる理由とその解決策についてご紹介します。

 

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 なぜ高齢者はテレビの音が大音量でも聞こえにくいのか?

高齢者の聴覚の衰え

「高齢者は、音の輪郭(りんかく)がぼやけてくる」

これが高齢者の方がテレビのボリュームを大音量にしても聞こえにくくなる主な原因です。

以下の3つがその理由ですのでもう少し詳しくご説明します。

  1. 高齢者は高音の聴力が衰えてくる
  2. 最近のテレビは低音が強調されている
  3. 音が大きくなるほど耳に負担がかかる

 

1.高齢者は高音の聴力が衰えてくる

ご存じの通り高齢者になると、老眼などと同じように聴覚も衰えてきますが、特に高い音(高音)から聴こえにくくなるのが一般的です。

 

高音域は音の輪郭を鮮明にする役割がありますが、老化により高音域が衰えると人の話す言葉がはっきり聴こえなくなります。

※参考文献

高齢者の聴力の実態について」J-STAGE論文参照

難聴の聴力型 | 小岩補聴器」サイト参照

 

2.最近のテレビは低音が強調されている

しかも、最近のテレビは音の迫力を出すためにスピーカーの低音が強調されているものが多いです。

ですので高い音の聴覚が衰えている高齢者にとっては低音ばかりが大きく聴こえるので、なおさら出演者の話し声が聴きとりにくくなります。

 

3.音が大きくなるほど耳に負担がかかる

そうすると音が聴きとりにくいのでさらに音量を上げてしまうのですが、音を上げるほど低音ばかりが強調されていきます。

そしてある一定のボリューム以上に音量を上げると耳に負担がかかり、さらに聴きとりにくいという悪循環になってしまうのです。

 

「テレビの音がうるさい」は解決できる

テレビの音が聴こえづらくなった高齢者の方が、ついついボリュームを上げてしまう理由はご理解いただけたかと思います。


では、一緒に暮らす家族は「うるさいテレビの音を我慢し続けるしかないのか?」というと、そんなことはありません。

 

テレビの大音量は、一緒に暮らす家族にとってはなかなかのストレス。

本人には文句も言えず(言っても仕方ないし)しかも「この先もずっと続くのか?」と思うと、放っておくわけにはいきません。


解決策は「テレビの音質」を高齢者向けに調整すること


そしてテレビの音質調整にはいくつかの方法がありますのでご紹介していきます。

 

テレビの音が聞こえにくい場合の解決策

テレビの音がjrj

主な解決策としては以下の2つです。

  1. テレビの音質設定で調整する
  2. 高齢者向けのテレビ用スピーカーを使う

 

1.テレビの音質設定で調整する

もしも今使っているテレビの音の設定が以下のような場合は、その設定を変更することで聴きやすい音になるかもしれません。

 

例えば、音質モード/サウンドなどの項目で「シネマ」「コンサート」スポーツ」などの設定が選ばれている場合は、それを「ノーマル」「スタンダード」などの基本設定に変更することで、音の輪郭がくっきり聴こえやすくなる可能性があります。

また、イコライザーなどの調整機能がついているテレビの場合は、「低音(BASS)」のレベルを少し下げることで聞きやすい音になる可能性があります。

 

2.高齢者向けのテレビ用スピーカーを使う

 もう一つは、高齢者の方向けに別売されているテレビ用のスピーカーを使う方法です。

 

テレビ用スピーカーには、「聴きやすい音質で鳴らすタイプ」と「スピーカーを手元で鳴らすタイプ」があります。

 

おすすめの高齢者向けテレビ用スピーカー

ではおすすめの高齢者向けテレビスピーカーをご紹介します。

選ぶポイントとして、あまりスピーカーが耳に近づきすぎないタイプのテレビスピーカーをお選びください。

スピーカーが近くに来ると当然、耳への負担が大きくなるのでご注意ください。

 

1.音質を聞きやすくするタイプ

おすすめなのはこのタイプです。

高齢者の方でもテレビの音が聴こえやすくなるように設計されてれるものです。

スピーカーから出る音をくっきりさせる要素(音域)をより遠くまで届けてくれるので、これまでより小さな音でも聞こえやすくなります。

ちなみに最近テレビなどでもよく取り上げられ話題のミライスピーカーは、公式サイトで購入すると今なら60日間の返金保障(購入金額を返金)をしているので「使ってみて合わなかった」という場合も安心です。

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※楽天・Amazonで購入の場合、返金保証は適用されませんのでご注意ください。

 

2.スピーカーを手元で鳴らすタイプ

こちらのタイプは、音質自体は補正されず、テレビを見る高齢者の手元にスピーカー本体を持ってくるというものです。

 

自分の部屋で1人でテレビを観る高齢者の方であれば、スピーカーの位置が近くなるのでいつもより音量を下げることができます。

 

 

 

 

まとめ(高齢者のテレビが大音量になるのには理由がある)

高齢者のイメージ

 老化に伴い聴覚が衰えてくるのは誰もが避けて通れないことです。

ただ、その理由がわかっているとある程度は対処する方法もあります。

■高齢者にとってテレビの音が聞こえにくい理由

  • 高齢者は高音の聴力が衰えてくる
  • 最近のテレビは低音が強調されている
  • 音が大きくなるほど耳に負担がかかる

■その対処法

  • テレビの音質設定で調整する
  • 高齢者向けのテレビ用スピーカーを使う

 

実際、わたしの父(70代)はミライスピーカー という高齢者向けテレビスピーカーを使って、テレビのボリュームが37から25ぐらいまで下がり、

そのおかげで一緒に暮らす母は「うるさい」というストレスから解放されました。

 

家族がそれぞれストレスなく生活できるように、それぞれの状況を理解し尊重して過ごしたいものですね。

音は人の心を豊かにしてくれるもの。音の環境を少し整えるだけで日常が過ごしやすくなると思いますのでぜひためしてみてください。

 

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