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「知識を操る超読書術」は読書が苦手な人におすすめの本(メンタリストDaiGo著)【書評・レビュー】

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こんにちは。コトノバです。

 

  • 本を読んでも内容が頭に残らない
  • 本を読むのが遅く、苦手意識がある

 

という方におすすめの本「知識を操る超読書術(メンタリストDaiGo著)」のご紹介です。

 

この本の内容を一言でいうと「1冊の本から効率よく知識を得る方法」

あのメンタリストDaiGoさんが「読書が苦手な人に向けて書いた」というだけあって、わかりやすくかみ砕いたい言葉で具体的なたとえ話をおりまぜながら説明されていて、とにかく読みやすいです。

 

しかもこの本、今はAmazonオーディブル(オーディオブック)の30日間無料お試しの対象になっているので、特に本を読むこと自体が苦手な人にはおすすめです。

※この記事は3分ほどで読めます。

 

 

「知識を操る超読書術(メンタリストDaiGo著)」の概要・目次ごとの要約

この本の音声サンプル(約5分)を聴く>

 

Amazonオーディブル30日間無料体験を試す>

 

年間で7千冊以上の本を読みYoutubeやニコニコ動画で情報発信しているメンタリストDaiGoさんが、科学的な根拠とご自身の経験値をもとに「効率よく本から知識を得る読書方」を解説。

 特に読書が苦手な人でもわかりやすく伝わるよう意識して書かれているのが特徴です。

 

読書で一番大切なのは①読む前の準備→②読み方→③アウトプットという「読書サイクル」を理解すること。

このサイクルを回すことで1冊の本から通常の何十倍もの知識が身につくのです。

本書はそのサイクルを軸に、以下4つの章にわかれています。

 

【第1章】読書にまつわる3つのフェイク

– 非科学的な読書術をぶった斬る

これまでの一般的な「読書術」に対する誤解を解いています。

読書が苦手な人がついついコンプレックスに感じてしまいそうな「本を読むのが遅い」「読書量が少ない」ということもむしろプラス面があることなど、興味深い事例をもとに紹介しています。

 

【第2章】読書の質を高める3つの準備
– 読書で結果が出せないのは、脳と感情の操り方を知らないからだ

1冊の本からできるだけ多くのものを得るためには準備が必要。その具体的な準備がわかります。

確かに。これを読書前に少し意識するだけで本の内容が頭に残りやすくなりますよ。

 

【第3章】理解力と記憶力を高める5つの読み方
– 難しい本でもなんども読み直すことがなくなる

実際に本を読んでいる時に意識すべき5つの読み方がわかります。

なかなか5つはできなくても、どれか1つだけでも意識して読書するとかなり理解が深まります。

 

【第4章】知識を自在に操る3つのアウトプット
– 頭の良さは、説明力で決まる

読書した後、その内容をアウトプットすることでさらに読書で得た知識を自分の中に定着できる。その方法がわかりやすく説明されています。

 

 

「知識を操る超読書術」を読んで特に印象に残ったこと3つ

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この本を読んで、特に印象に残ったこと、「これは使える」と思ったことを3つピックアップして紹介します。

  1. 「速読の嘘」について(第1章より)
  2.  読書における「カラーバス効果」について(第2章より)
  3. 「キュリオシティ・ギャップ」について(第3章より)

 

1.「速読の嘘」について(第1章より)

まず最初に、興味深かったのが「速読」について。

速読は「本を読んだ」ことに対する満足度は上がるものの理解度は下がることが研究で実証されているとのこと。

 

速くたくさんの本を読んで「ただ読んだ気になる」よりも、本を読む前に適切な準備をすることや、本を読んだ後にしっかりと情報を定着させるための時間をとることのほうが、1冊の本から知識を得るうえでは大切なのです。

 

速読するよりは、少し時間をかけてでも熟読するほうが脳に定着するというわけです。

 

 2.読書における「カラーバス効果」について(第2章より)

読書するとき、最初から「全部を読もう」と意気込まない方が良い

まずは目次をながめてみて、興味があるところだけ読めば良いのです。

 

これは「カラーバス効果」という脳の働きに関係していて

人間の脳は、1つのことに意識が向くとそれに関連する情報に自然と意識が集中するようになります。

 

まず興味のある所を読んでみて、そのあと他の目次で気になるものがあれば、またそこだけ読む。そんな感じで読書していくと集中力が高まり内容がしっかり頭に残るのです。

 

また、あまり興味がない部分は無理して読まないほうが良いとのこと。

人間の脳は多くの情報を一度にインプットしようとすると、その分多くを忘れていくので、あくまで興味がわくところだけに集中するのが効果的なのだそうです。

 

3.「キュリオシティ・ギャップ」について(第3章より)

これは自分の好奇心を意図的に生み出しうまくコントロールする方法です。

  1. 自分があらかじめ知っていた知識
  2. 本に書かれた自分が知らなかった知識

本を読むとき、これら2つを意識的に分類しておくというやり方で

「知っていたこと」「知らなかったこと」をあらかじめ分類し、そのことに気づくことで人間の脳は無意識にそのギャップを埋めようと好奇心を働かせます

 

そして好奇心が働くことで人間の記憶力は格段にアップし、内容がしっかり頭に残るようになるというものです。

 

「知識を操る超読書術」を読んだ感想・レビューまとめ

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わたし自身、以前は読書がとても苦手でした。

どうやっても本を読むのが遅く、なかなか1冊読み切れないことでモチベーションが下がったりしてあきらめたことも何度もありました。

 

でも、あるきっかけでいくつかのことに気づき本がスラスラ読めるようになり、今では大の読書好きです。

 

メンタリストDaiGoさんの「知識を操る読書術」には、より知識を深めるためのノウハウはもちろん、読書が苦手を克服するために必要な考え方や知識を、様々なわかりやすい事例を交えながら紹介しています。

 

読書が苦手で諦めそうになっている人にこそ「騙された」と思ってでも読んでみてはいかがでしょうか?

 

あと、この本はAmazonオーディブル(オーディオブック)の無料お試し(30日間聴き放題)の対象にもなっているので、もしまだAmazonオーディブルを未体験の方はぜひ試してみてください。

※オーディブルは無料体験期間中(通常30日間)に解約すれば、支払いは発生しません。

 

オーディオブックはスマホなどで再生したらあとは聴いているだけで読書ができるので「読む時間がとれない」「1冊読み切る自信がない」という方にとてもおすすめです。

 

読書が苦手な方がこの本が「読書が好き」と言えるきっかけになれば幸いです。

 

この本の音声サンプル(約5分)を聴く>

 

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