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「キャラ経済とは?」キングコング西野さんの記事を読んで感じたこと

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こんにちは。コトノバです。

 

キングコング西野さんのブログ記事、「次にくるキャラ経済とは?」を読んでとても興味深い内容でしたので、感じたこと、考えたことを書きます。

 

 

 

まず「キャラ経済」とは

西野さんの記事の「次にくるキャラ経済とは?」を、自分なりの解釈でざっくりまとめると下記になります。

 

大きな流れとしては

ここ10年ぐらいの間に

①貨幣経済→②評価経済(③フォロワー経済→④信用経済)→次は⑤キャラ経済

と、経済の中心となる価値が5つのステップで移り変っている、というもの。

 

長い間続いた、お金そのものに価値があるとされた時代(貨幣経済)から、SNSの登場により人の評価に価値が移り始めた(評価経済)。

 

人からの評価「いいね」を求めるようになり、この評価をたくさん持つ人、つまりフォロワーが多い人にお金が集まるようになった(フォロワー経済)。

 

ただフォロワー数が多くても、企業からお金をもらって宣伝するインフルエンサーなどに疑問が生まれ、

今度はフォロワー数が少なくても正しく振る舞う人に信用が集まるようになってきた(信用経済)。つまり数より質に重きが置かれてきた。

 

ただ、正しく振る舞う人が増えると、そこにあまり魅力は感じられなくなり、

 

均一化された正論より、「キャラ=個性」を持つ人に、人は魅力を感じ始め、次はそこを中心に経済が回り始める

というのがキャラ経済なのだと理解しています。

 

じゃあ次は、キャラ設定を考えればいいのか?

「キャラ経済」では、キャラの明確な人が、信頼を集め支持されるようになるということだと思います。

 

ただこのキャラ、少なくとも「キャラづくり」という生半可なものではなく、その人の生き方そのもの、

 

「今度はキャラ経済の時代か!」と言って、「じゃあ、少しキャラを演出しよう!」で通用する話ではない気がします。

 

周りからどう見られようと、自分の思うがままをとことん正直に貫いている人だけが、「正しいこと」以上に、その人だからこそ許され、むしろ愛されるという、ある種、芸術の領域のように感じました。

 

情報が溢れ、正しく生きることや、それ以上に正しい言葉を発することが簡単になった今、

 

自分に正直に生きる人こそ信頼され、一般的な正解から少しズレた部分こそが正直さの証、その人の魅力になる。

 

おそらくこの「ズレ」、

第三者から魅力と感じられるのか?単にだらしなさと感じられるのか?は紙一重で

 

その人の素直さが本物かどうかを直感的に捉えて「好き」「嫌い」を判断されるような気がします。

 

「キャラ経済」というと、少し軽い言葉に聞こえますが、一過性の作り物では通用しない、確固たる個性の話だと感じました。

 

やすきよの横山やすしさんにスポットがあたり、今度は西川きよしさんにスポットが当たって、また横山やすしさんにスポットが当たろうとしている。

 

でも、忘れてはいけないのは、どちらも本物だということ。

 

ただ昔と大きく違うのは、大衆を魅了する大スターにならなくても、もっとニッチな層にその個性が愛されれば成立するという点だと思います。

 

今後はどうなる?

ブレずに「自分らしさ」を貫けば、幸せになれる。

逆にいうと、そこがなければ生きにくい世の中になり始めているのかもしれません。

 

評価経済や信用経済まではもしかすると

ある程度は先見性や行動力、テクニックでも勝者になれたのかもしれませんが、次の「キャラ経済」は、全く違う価値観、生き方そのものの話だと感じました。

 

お金の本来の価値=信用が、すごくリアルに経済と直結する、そんな気がします。

 

情報が溢れ返ると、今の常識よりも少し非常識が求められる

 

もしかしたら今後、AIなどテクノロジーが発達して、世の中が便利なものに溢れ返ると

今度は、不便なものにこそ、人は惹かれ始めるのかもしないな、と思いました。

 

変化して変化して、なにかが極められていくと、また少しそこからズレたところに、人の欲は移っていくのかもしれません。

 

だから生き物は進化するし、だから生き物はおもしろい。

 

そんな気がしています。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

 

 

参考記事

次にくる「キャラ経済」とは? by キンコン西野 | 西野亮廣ブログ Powered by Ameba

 

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