こんにちは。コトノバです。
唐突ですが…
「あなたはアナログ人間ですか?」
そう聞かれたらどう答えるでしょう?
私は即答で「Yes」です。
仕事でも、私生活でも、デジタルは扱っていますが
それでもやっぱり私は「アナログ人間」だと思います。
ちなみに「そもそもアナログ人間の定義は?」とは聞かないでくださいね。
あくまで感覚的なものなので…
今、世の中はテクノロジーが急速に発達し、
おどろくようなスピードで変化をしています。
もちろん、それはデジタルのおかげ。
そんなデジタル時代に、私のようなアナログ人間はどうなるのか?
もう時代の変化についてはいけないのか?
そんなことを考えてみましたので、よろしければお付き合いください。
そもそもアナログってなんだっけ?
まず最初に少し、アナログという言葉についてです。
私の中では、なんとなく「古いもの」「昔の技術」という漠然としたイメージでした。
アナログ時計、アナログレコードから連想するイメージです。
で、調べてみると
アナログは、連続した量を他の連続した量で表示すること。デジタルが連続量をとびとびな値として表現することと対比される。(ウィキペディア)
だそうです。
アナログという言葉は、デジタルが出てきたことで使われるようになったもので、古いとか新しいは関係なく、量(データ)の連続性を示すもののこと。
余談ですが、なんと「そろばん」は、非連続(0か1)な玉を使った計算機なのでデジタルなのだそうですよ。
デジタルは、とびとび(非連続)なデータを使うことで、データ量を間引いて効率的に再現する技術、
アナログはあくまで、そのデータが連続的であることを示しているのです。
ちょっと、アナログの印象が変わりました…
デジタル時代の変化に、アナログ人間はついていけない?
最近は「45歳以上リストラ」だの、「親父は使えない」だの、ネット上で気分の良くない言葉を目にすることもあります。
でも実際、何も変わろうとしなければそれは事実かもしれません。
今までの当たり前は、もうすでに過去のものになっています。
世の中はデジタルにあふれ、もうすでにAIはいろんなところで、人の代わりに仕事をしてくれています。それはあなたの会社の中でも、そうかもしれません。
「最近、機械化が進んで、仕事が楽(暇)になったなあ」と思っているなら、要注意。
時間が空いた分、もっと重要な仕事をする時間にあてていないと、AI君がどんどん浸食してくるかもしれません。
「コンピューターは苦手だ」「ネットは若い人におまかせ」などと言って逃げ切ろうとしていると、本当に時代についていけなくなるかもしれません。
デジタル時代のアナログ人間はどうしたらいい?
ただ、アナログ人間、つまり今の50代前後のアナログを知っている世代の人は、これからの時代に有利だと私は思っています。
理由は、アナログを知っていながら、デジタルを扱える唯一の世代だからです。
考えてみてください。
デジタルは、連続性のないデータ。あくまでも間引かれたものです。
そしてデジタルが追いかけているのは、極限までアナログに近づくこと。(もちろんそれだけではないですが…)
私たちアナログ人間は、アナログの良さを知っています。
0と1の間にある、アナログならではの価値を五感で感じた記憶があります。
レコードがCDに変わった当初の薄っぺらいデジタル音に違和感を肌で感じながら、デジタルの進化を見届けてきたわけです。
アナログ人間がデジタルを使いこなせば鬼に金棒
とまあ、そう考えるとちょっと楽しくないですか?
物心ついたころからスマホがある世代の人たちと、わたしたちアナログ世代では、今のテクノロジーに対する勘の良さには大きな差があると思います。
でも、考えてみればテクノロジーといっても、技術力の高いもの、良い製品ほどユーザビリティ(使いやすさ)をしっかり考慮しています。
小さな子供でも使いこなせるような設計になっているものがたくさんあります。
わたしたちアナログ世代が気を付けるべきことは「苦手意識」を捨てること、そして「慣れないことをやってみること」ではないでしょうか?
アナログの質を体で知っているのです。
新しい技術に慣れれさえすれば鬼に金棒、楽しみながら使いこなしてやりましょう。
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