こんにちは。コトノバです。
時代が急速に変化していて「もうついていけないかも…」と、不安を感じる人もおられますよね?
「うん」と言ってもらえると、とても安心する50代の私です。
AI(人工知能)がどんどん私たちの生活に入り込み、身の回りのツールもどんどんデジタル化される中、なんとなく「今の50代ぐらいからがついて来れない」という風潮だと感じています。
「でも、ほんとにそうなのかなあ?」
「いや、むしろ50代がどの世代よりも有利なのでは?」
と思う点がありますので、ちょっと書いてみます。
AIの時代に、今の50代もけっこう勝ち目がある3つの理由
1.マーケットの中心は今の50代
2.アナログもデジタルも知っている
3.ナウでヤング!後半世代の最年少
これからの時代に今の50代が有利だと思う理由は以上です。
あくまで「日本では」という話ですが、そんなにずれていないのでは?と思ったりもしています。
あくまでもこの世代が過去にばかり執着したり、留まろうとするのではなく、変わろうとすることが前提ですが…
それではかんたんに1つずうご説明します。
1.マーケットの中心は今の50代
まず、ここがけっこう見落とされがちで大切なポイントだと思っています。
というのも、確かにビジネスの観点で、特に売る側の立場で考えるとテクノロジーはどんどん進化して、「若者が得意→高齢者になるほど使えない」という状況があるのは事実だと思います。
ただ一方そのマーケットの中で、買う側の中心は50代前後の人たちです。
高齢化が進む日本では、50代以上の人の心をいかにとらえるか?が重要です。
市場のサービスは少なくともその世代の人でも使いやすく設計され、
また売り手の立場としても、そのニーズを把握している50代の知恵は必要になるでしょう。
2.アナログもデジタルを知っている
次に、私たち50代が有利な点としてアナログの時代からデジタルの時代への移り変わりを体験していることです。
例えば音楽はアナログレコードからCDやストリーミングなどデジタルへと変化しました。
アナログレコードには、人間の耳には聴きとることができないといわれている音域の音も含まれていましたが、CDなどデジタル処理によりその音域はカットされています。
「無駄」と思われる音をカットすることでデータ量を削減しているのですが
ただ、人間はこの「無駄な音」も本当は感じ取ることができ、そこに音の豊かさが含まれるともいわれています。
こうした「聴こえないはずの音」の魅力を知っています。
これは音に限らないことです。
今後、デジタルが進化すればよりアナログ時代に感じられた「無駄」な要素が求められるでしょう。
そうした際も、この無駄の価値を知っている私たち50代の感性は必要になります。
3.ナウでヤング!後半世代の最年少
日本は 今後ますます高齢化社会が進み、消費者の多くが高齢者になります。
ギリギリアナログな時代を体験し、また職場などでも少なからずデジタル機器を扱っている50代は、年配世代の中で最も若者です。
とてもナウでヤングなのです…
アナログ時代とデジタル時代の架け橋をし、需要と供給側の双方の立場で関わることのできる唯一の世代がこの50代だといえます。
とまあ、若い人が読んだら呆れる話かもしれませんが…
テクノロジーの進化ばかりが取りざたされ
ちょっとマーケットのメインターゲットが忘れ去られていますが、
そこを考えたとき、50代の頑張りことが、これからの日本を成長させるのでは?という期待を持っている、というお話です。
ここまで読んでいただきありがとうございます。