最近ますますアナログレコードの人気が高まり、日本でも多くのアーティストがアナログ盤をリリースしています。
そんな中…
「レコードプレーヤー(ターンテーブル)ってどれを選べばいいの?」
という方に、おすすめのレコードプレーヤーをご紹介します。
あなたに合ったレコードプレーヤー・ターンテーブルに出会うために知っておきたい選び方、失敗しないための3つのポイントもぜひチェックしておいてください。
失敗しない!レコードプレーヤー選びのチェックポイント3つ
「レコードプレーヤー・ターンテーブルが欲しい!」
そう思って通販サイトでチェックすると、その特徴や機能についていろいろと記載がありますが、「何を基準に選べばいいかよくわからない」という方もおられると思います。
「レコードプレーヤーを買ったのにすぐに聴けない」なんてことにならないように、まず最初にここだけは押さえておきたい3つのチェックポイントをご紹介します。
- フォノイコライザー内蔵タイプのプレーヤーか?
- スピーカーはどうするのか?(内蔵タイプ?)
- デジタル変換に対応しているか?
1.フォノイコライザー内蔵タイプのプレーヤーか?
まずフォノイコライザー内蔵のプレーヤーであることをご確認ください。
フォノイコライザーとは、レコードの音をちゃんとスピーカーで聴けるように調整する機能のことで、これがないとレコードの音はまともに聴こえません。
最近のオーディオコンポはフォノイコライザーが付いたものも少ないので、特に初心者の方はプレーヤー自体に内蔵されたものを選ぶことをおすすめします。もちろんフォノイコライザー単体でも購入できますがそれだけで数千円〜数万円しますし、あまり安いフォノイコライザーは質が低いこともあるためここだけは押さえておきたい1番のポイントです。
2.スピーカーはどうするのか?(内蔵タイプ?)
レコードプレーヤー・ターンテーブルを購入する前にチェックしておきたいポイントとしてスピーカーも重要です。
すでにオーディオコンポやBluetooth対応スピーカーをお持ちの方は、ケーブル接続またらBluetooth対応のプレーヤーを選べばOKですが、もしスピーカーがない方(買う予定もない方)はスピーカー内蔵のレコードプレーヤーを選べば、電源を入れてレコードを再生するだけで音源を楽しむことができます。
どのスピーカーで聴くのか?は事前にチェックしておいてください。
3.デジタル変換に対応しているか?
アナログ盤レコードを購入しても、せっかくならその音源をスマホやパソコンに取り込みたいという方も多いと思います。
その場合、USB出力端子などデジタル対応のプレーヤーをお選びいただくと安心です。
最近はどのメーカーもデジタル出力が付いた機種を取り揃えていますが、選ぶ機種によるのでここも必ず押さえておくと後で困らないために必要なポイントです。
以上3つのポイントを踏まえて、以下のそれぞれ定番プレーヤー・ターンテーブルからお好みの機種を選べば、簡単に快適にアナログレコードの魅力をじゅうぶん楽しめると思います。
おすすめのレコードプレーヤー・ターンテーブル5選
では、おすすめレコードプレーヤーのご紹介です。ここで紹介する機種は全てフォノイコライザー内蔵のものばかりです。
あとは、その他あなたのお好みや環境に合わせて選んでみてください。
ソニー ステレオレコードプレーヤー Bluetooth対応 USB出力端子搭載 PS-LX310BT
品質・性能・コストパフォーマンスがとてもバランスのいいプレーヤー。Bluetooth(ブルートゥース)対応対応スピーカーとつなげばどこでもすぐに簡単に聴き始められます。またレコードで再生した音源をUSB端子でパソコンやスマホにダウンロードすることも可能。またシンプルなデザインとコンパクトなボディーも魅力です。
価格帯: 2万円前後/Bluetooth対応/フォノイコライザー内蔵/オートプレイ(自動再生)
デノン Denon DP-400 MMカートリッジ対応フォノイコライザー搭載 本格マニュアルレコードプレーヤー ブラック DP-400-BKEM
レコードプレーヤーをはじめとする音声機器の老舗Denon(デノン)のスタンダードモデル。それぞれのパーツも高性能な本格派向けの機種です。BluetoothやUSBなどデジタル出力対応はなく、あくまでコンポやパワードスピーカー(アンプ内蔵スピーカー)と繋いでレコードの音を楽しむことに特化したプレイヤーです。デザインもシンプル&スタイリッシュです。
価格帯:4万円台/フォノイコライザー内蔵/マニュアルプレイ(手動)
デノン Denon DP-450USB レコードプレーヤー USB録音対応 ブラック DP-450USB-BKEM
1つ前に紹介したDP-400のUSB対応版の機種です。レコードの音源をデジタル音源として保存したい方はUSB端子を接続すればスマホやパソコンなどに簡単に録音できます。
価格帯:5万円台/フォノイコライザー内蔵/マニュアルプレイ(手動)/USB出力対応
ION Audio Max LP レコードプレーヤー USB端子 スピーカー内蔵
とにかく簡単にレコードを聴きたい方におすすめなスピーカー内蔵型のポータブルレコードプレーヤーです。価格帯が1万円前後とかなり安いのですが、すごく音質へのこだわりが強いという方でなければ充分満足できる性能だと思います。Bluetoothは未対応ですが、直接パワードスピーカー(アンプ付スピーカー)にケーブル接続すれば普通に良い音が楽しめます。
部屋のインテリアになるようなデザイン性も魅力の1つです。
価格帯:1万円前後/フォノイコライザー内蔵/Bluetooth対応/マニュアルプレイ(手動)/USB出力対応/スピーカー内蔵
Pioneer DJ ダイレクトドライブターンテーブル PLX-500
最も人気のあるターンテーブルがこちらの機種です。※2020年上半期Amazon実績
ターンテーブルとは、すごく簡単に言うとダイレクトドライブ式のプレーヤーのことで、とても丈夫で安定した作りのものです。DJが使っているのはこのダイレクトドライブ式のターンテーブルで、回っているレコードを指で止めたあと、手放した時の音の立ち上がりも早く、DJスクラッチなどももちろん可能。プロ仕様の音質・品質でありながら4万円前後という価格帯が初心者からプロまで人気がある大きな理由です。
定番のブラック以下に、人気のホワイトカラーもありますのでお好みの方を選んでください。
価格帯:4万円前後/フォノイコライザー内蔵/マニュアルプレイ(手動)/USB出力対応/
Technics ダイレクトドライブターンテーブルシステム SL-1500C-S
アナログファンに絶大な人気のテクニクスが「リーズナブルに良い音を聴く」ということに特化して作った人気機種。
テクニクスはかつてのアナログレコード時代のレコードプレーヤーの代表格。ただアナログ盤からCDへと時代が移り変わったあと一度生産中止しましたが、根強いファンの要望もあり復活したブランドです。
初心者向けとしては少し価格は高めですが、テクニクス製品でフォノイコライザー付が10万円前後という価格帯は納得こ逸品です。
価格帯:10万円前後/フォノイコライザー内蔵/マニュアルプレイ(手動)
レコードプレーヤー・ターンテーブルの選び方 まとめ
最近アナログ盤レコードをリリースするアーティストが急増しています。
特に人気アーティストが「アナログ盤リリース」の発信をすると一気に通販サイトでレコードプレーヤーの在庫切れが起こることもあるようです。
もし人気アーティストのアナログ盤を購入予定なら早めにレコードプレーヤーも購入しておくと安心です。
でもそんな時にも必ず「失敗しないための3つのポイント」
- フォノイコライザー内蔵タイプのプレーヤーか?
- スピーカーはどうするのか?(内蔵タイプ?)
- デジタル変換に対応しているか?
をチェックしてから購入してください。
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