こんにちは。コトノバです。
「ブログ初心者でSEO(エスイーオー)とかよくわからないけど…
でもせっかく書くなら、のちのち検索順位が上がってPV(アクセス数)が伸びる記事を書きたい。
ブログを書く時に、最低限やっておいたほうがいいSEO対策を教えてほしいなぁ。」
そんな悩みにお答えします。
今回はブログ初心者が記事を書くとき「とりあえずこれだけやっておくと、のちのちSEO的な効果が出やすい5つのこと」にしぼってご紹介します。
せっかくがんばって書く記事が…
- 数ヶ月後もアクセスが増え続けるのか?
- ほとんど誰にも読まれなくなるのか?
ここで紹介する「5つのこと」が大きな分かれ目になると思いますので、ぜひチェックしておいてください。
- ブログのPV(アクセス数)を増やすのに必要なSEOとは?
- なぜ、ブログ初心者でもSEOは必要なの?
- ブログのPVが伸びた記事・伸びなかった記事を比較してみた結果
- ブログ初心者でもこれだけはやっておくべきSEO対策5つ
- ブログ初心者が記事を書くとき、これだけはやっておくべきSEO対策のまとめ
ブログのPV(アクセス数)を増やすのに必要なSEOとは?
SEOとは、検索エンジン最適化のこと。Googleなどの検索エンジンで検索されたときに、その検索結果に自分のブログ記事を上位表示させてアクセスしてもらうための施策です。
ただSEOはとても奥が深くて、しかも常にGoogleの仕様はアップデートされるので、攻略しようと思っても終わりはありません。
なぜ、ブログ初心者でもSEOは必要なの?
SEOの書籍やネット記事を見ても、その手法は無限にあり、特にブログ初心者は「何から手をつけていいのか?」正直よくわからないですよね。
しかもGoogleが記事を評価して検索順位が上がるのに、最初は3ヵ月ほどかかります。
つまり記事を書いても、その記事がGoogleにちゃんと評価されるのか?がわかるのは3ヵ月先のこと。
3カ月の間、たくさん記事を書き続けた結果「やり方が間違ってた…」となるとかなりモチベーションも下がりそうですね。
ですのでそうならないためにも、まずは最低限やっておくべき手法は早いうちに慣れておくことが大切です。
わたしは今、ほんとに痛感しています。
ブログのPVが伸びた記事・伸びなかった記事を比較してみた結果
では、この後ご紹介する「5つの対策」が、なぜ必要なのか?
具体的な実例をもとにご説明します。
下の表は、わたしが半年ほど前に公開したブログ記事の先月1ヵ月のPV(アクセス数)です。
これらの記事は公開した日付順に並んでいてどれも同じころに書いたものですが、半年たった今でも1記事のアクセスが数百〜数千PVほどある記事もあれば、10PVにも満たない記事もあります。
わたしはちょうどこのころSEOの勉強をはじめて、よくわからないままこのあと紹介する5つの対策を一部の記事で試しはじめました。
そして、まさに上の赤色で囲った記事↑が5つのSEO対策を取り入れてみた記事、その他は何も考えずに書いた記事です。
ご覧の通り、半年たったいま明らかにその差が出ています。
これらの記事を書いてすぐの頃は、どの記事もほとんどアクセスがなかったのですが、その差が見えてきたのはそれから2〜3ヵ月たったころからでした。
そのとき思ったことは「もっと早くにわかっていたらなぁ…」です。
あなたがそうならないためにもぜひ、これからお伝えする5つの対策は、取り入れてみて欲しいのです。
ブログ初心者でもこれだけはやっておくべきSEO対策5つ
では具体的な5つのSEO対策を、例をまじえながらご紹介します。
もしかすると慣れないうちは少し「面倒だなぁ」と思われるかもしれませんので、そういう場合は5つのうちの1つずつでも、ぜひ取り入れていってみてください。
何度かやっていくうちに慣れてくると思います。
1.記事の目的を決める
まず「このネタで記事を書こう」と思ったときに、必ずやっておきたいことが記事の目的を決めること。
つまり「誰の、どんな課題を解決する記事にするのか?」を考えておくことです。
もしネット検索したときに自分の記事を上位に表示させたいと思うなら、まずこれは必ず必要なことになります。
少し考えてみるとわかりますが、例えば「〇〇駅の近くのカフェを探したい」「〇〇という言葉の意味を知りたい」「SEOを学ぶため本が欲しい」などなど…
誰でもネットで何かを検索するときは必ず何かの課題を解決したいとき。
つまり、誰かの、何らかの課題にこたえる記事でない限り、ネット検索で上位に表示されることはありません。
「そんなことを言っても、誰かの課題なんて思いつかないよ!」と思われるかもしれませんが、同じ内容で記事を書くにしても、少し伝え方を変えるだけで実は何らかの課題解決の記事に変わることはよくあります。
ここで以下の2つのタイトルを見比べてみてください。
A:「会社の同僚と昼休みに食べた塩ラーメンが最高にうまかった!!」
B:「新宿で働くビジネスマン必見!ランチにおすすめの塩ラーメンのお店」
Aの方は、誰かがGoogleで検索してこの記事にたどり着くことはないでしょう。
一方Bについては、Googleで検索される可能性がだんぜん高くなります。
Bについては
- 誰に?=新宿で働くビジネスマン
- どんな課題?=新宿付近のおすすめのラーメン屋を知りたい
というように「新宿で職場の同僚と昼食に食べた塩ラーメンが最高にうまかった」という同じ事実でも、Bの場合は目的が明確です。
【その理由】
せっかくブログ記事を1つ書くとして、この目的を決める習慣をつけるかつけないかでは、SEO的な評価のされ方が全く変わってくるので、ここはぜひ押さえておいてください。
2.検索キーワードを意識する
記事の目的が決まったら検索キーワードを考えます。
つまり、自分が書く記事を読みたくなる人は、どんなキーワードを検索エンジンに入力してたどり着くのだろう?を考えることです。
先ほど例にあげた「新宿で働くビジネスマン必見!ランチにおすすめの塩ラーメンのお店」という内容の記事で考えてみましょう。
例えば「ラーメン 新宿」「新宿 ランチ ラーメン」などの言葉がイメージできそうです。
少なくとも、ブログ記事を書くときにこのあたりのことまで想像する習慣をつけておくのとおかないのとでは、あとでGoogleからのアクセスに大きな差が出てくると思いますので少し意識してみてください。
なお、もう少し余裕が出てきたら、キーワードの検索ボリュームまで調べるとなお、SEOの効果を発揮しやすくなります。
この検索ボリュームはキーワードプランナーやubersuggest(ウーバーサジェスト)などの無料ツールで簡単に確認することができます。
例えば「ラーメン 新宿」というキーワードをこのツールで入力すると、以下のようなものが表示されます。
■ubersuggest(ウーバーサジェスト)での検索結果 出典:ubersuggest※
「ラーメン 新宿」というキーワードで検索する人の数は月間約8,100件という結果、かなり需要のあるキーワードだとわかります。
ただ、月に8,100件も検索されるキーワードで、検索エンジン上での上位表示を獲得しようと思うと、なかなか競合がおおくなりそうです。
そういう時、少し下の「新宿 ランチ ラーメン」を見て見ると月間約140件と、需要はあるもののボリュームは少なめです。
この場合は140件の「新宿 ランチ ラーメン」のキーワードを狙うのが得策。これぐらいのボリュームなら初心者でも検索で上位をとることもじゅうぶん可能性があります。
【その理由】
個人ブロガーとしてはじめていく場合、狙う検索ボリュームの目安としては100~1,000件ぐらいが適切だといわれていますので試してみてください。
※検索ボリュームは大きすぎると競合に勝ちづらくなる一方、少なすぎるとそもそも検索されないキーワードなのでアクセスが見込めないので、100~1,000の間がちょうどよいわけです。
3.検索キーワードをブログタイトルと見出しに含める
狙う検索キーワードが決まったら、そのキーワードをブログ記事のタイトルに含めましょう。
つまり「新宿 ランチ ラーメン」というキーワードで検索されたとき、Googleの検索結果で上位を狙うなら、この3つのキーワードをブログ記事のタイトルに入れるということです。
例えば
「新宿で働くビジネスマン必見!ランチにおすすめの塩ラーメンのお店」
という感じで、↑この太字の赤色部分が狙うキーワードになります。
なお、タイトルの前半(左側)にキーワードを寄せておく方が理想的とも言われていますが、無理してタイトルが不自然な表現になるのは良くないので、まずはとにかく「タイトルにキーワードを含める」ということだけ意識しておきましょう。
【その理由】
Googleで検索した人が、検索結果に表示された記事のタイトルを見たとき、検索したキーワードが目に入れば「あっ!この記事なら自分が探している内容が書かれていそうだ」と安心してページを開く行動につなげられるから。
これがGoogleがタイトルにキーワードを含めた記事を評価する理由です。
また、できれば記事本文の見出しにもこれらのキーワードを深めておくことで、さらにSEO的に評価されやすくなるので、ここも少し意識しておくと良いでしょう。
4.ブログタイトルの文字数を意識する
さらにタイトルの文字数を意識するのも大切です。
まずは「ブログ記事のタイトルを32文字以内におさめる」ことを心がけてみることをおすすめします。
【その理由】
タイトルを32文字におさめる理由は、スマホでGoogle検索したときに表示されるタイトルの文字数が基本的に32文字だから。
この32以内で「この記事が伝えたいこと」を表現しておくことで、ネット利用者の70%以上が使うスマホの検索結果で、きちんと意図が伝えられるからです。
さらに欲をいうと28文字以内で記事の内容が伝わるようにしておくと、パソコンで検索した人にもわかりやすいタイトルになりますが(PCの検索結果で見える文字数が28文字のため)、あまりタイトル文字数が少なくなると、表現の幅がかなりせまくなるので無理はしなくていいと思います。
※なお、記事タイトルの長さ自体は32文字より長くなってもSEO的に問題ないという見解もありますが、あくまでその場合もGoogle検索結果で表示される文字数はスマホ32文字、パソコン28文字なので、まずはこの範囲でタイトルを書くのに慣れておくことをおすすめします。
5.Googleに記事を書いたことを知らせる
記事を書く前にここまでやっておくと、記事を書くときにもかなり目的が明確になっているので、読む人の目線に立った記事が書きやすくやると思います。
あとはこれらをできるだけ意識して記事を書いていきましょう。
そして記事を書いて公開したら、最後にやっておいた方がいいのが、Googleさんに「記事を書いたよ!」とお知らせする作業です。
これはGoogleサーチコンソールという無料ツールを使って行います。
サーチコンソールはGoogleのアカウント(メールアドレス)で自分のブログを登録する必要がありますが、まだ登録されていない方はぜひ登録をおすすめします。
このGoogleサーチコンソールで行った方がいいのが、公開した記事をGoogleに認識させるとで、これを「Googleにインデックスさせる」といいます。
【その理由】
サーチコンソールを使わなくても記事を公開すれば、基本的にはそのうちGoogleがそのブログを見つけてインデックスしてくれるはずですが、特にブログの記事数も少なく、まだGoogleの評価が高くないサイトは、インデックスされるまでにかなりの時間がかかったり、時にはずっとインデックスされないこともあります。
わたしも、ブログを70記事ほど書いた時に、20ページ以上の記事がインデックスされていない(つまりGoogleに認識されていない)ことに気づき、あわててサーチコンソールからインデックスのリクエストを行ったことがあります。
Googleにインデックスされない限り、Google上でその記事は存在しないのに等しい状況ですので、もしサーチコンソールを使っていない方はぜひ登録してご確認ください。
また、記事を公開してすぐにGoogleへのインデックスのリクエストをしておくとかなり早くインデックスされやすいので、記事の公開と併せてリクエストする習慣にしておくことをおすすめします。(一度サーチコンソールを設定してしまえば、インデックスのリクエストは1〜2分で済みます)
ブログ初心者が記事を書くとき、これだけはやっておくべきSEO対策のまとめ
いかがでしたでしょうか?
「なんか面倒だなぁ」と思われたかもしれません。
でも、ブログ記事は正しく書けば資産になり、過去に書いた記事がのちのち放っておいてもお金を稼いでくれる収益源にもなり得ます。
せっかくがんばって書いた記事が、あとで資産になるか?誰にも読まれなくなるか?は、Googleにちゃんと評価されるかで大きく変わってきます。
ですのでまずは今回ご紹介した5つ
- 記事の目的(誰に?どんな課題を解決するか?)を決める
- 検索キーワードを決める
- 検索キーワードをタイトルや見出しに含める
- 32文字以内でタイトルを表現する
- サーチコンソールでGoogleに記事を知らせる
を、記事を書く時にぜひ意識してみてください。
がんばって書いた記事が、のちのちアクセスも増えてそれが収益につながれば、さらにブログが楽しくなると思いますので、一緒にがんばっていきましょう。
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