こんにちは。コトノバです。
転職活動中の方、もしくはこれから始める方の中には
「たくさんある転職エージェントの中から、どの会社を選べばいいんだろう?」
という方もおられるのではないでしょうか。
この記事ではそんな悩みをお持ちの方に、おすすめの転職エージェントの選び方をご紹介します。
- 良いエージェントに出会うと転職はかなりスムーズ
- 転職エージェント選び方のコツ
- 転職エージェント選びの3ステップ(具体例)
- 【タイプ別】 おすすめの転職エージェント
- まとめ(30・40代での転職経験で学んだコツ)
良いエージェントに出会うと転職はかなりスムーズ
わたしは30代、40代で2度の転職経験がありますが、特に1回目は「自分に合う転職エージェントってどう探せばいいのか?」ほんとうに手探りでした。
【体験談】30代後半。会社を辞めてから転職成功!よかったこと>
最初は正直これがめんどうで「求人は自分で転職サイトで探したほうがいい」と思っていましたが、結果的にはいいエージェントと出会えてから転職活動がスムーズに加速し、納得いく企業に入ることができました。
もちろんエージェントからの紹介案件で転職が決まるかどうかはわかりませんが、非公開の求人案件や面接する企業の採用傾向など、得られる情報は多いので使わない手はないと思います。
ただ、いま日本には約17,000もの転職エージェントがあります。
限られた転職活動の時間の中で、できるだけ早く自分に合ったエージェントと出会い、転職を成功させるためには転職エージェントの選び方、絞り込み方がポイントになります。
転職エージェント選び方のコツ
転職選びは「どのエージェントがいいのか」というより、「自分にあった担当者(コンサルタント)に出会えるかどうか」が決め手です。
自分に合った担当者に出会えば、自分が望む求人案件に出会う数が増え、応募する企業の情報(面接の傾向なども)が入ってくるので成功の確率がぐんと上がります。
ただ…良いエージェント担当者との出会いは基本的に「運」です。
というかどこかのエージェントに行けば「誰にでも適したオールマイティな担当者に出会える」というものではないということ。
大切なのは、複数のエージェントに登録しておき「担当者が合わない」と思ったら、そこで無駄に時間を使わずさっさと次を探すことです。
ただここで注意したいのは、最初からあまりたくさんのエージェントに登録しないこと。
あまり一度にたくさん登録すると、エントリーと面談だけでけっこうな時間を使うことになります。また、一つ一つの面談がおろそかになると、良い担当者との出会いの機会を逃すかもしれないので、最初は3~4社登録してみてダメならまた次、という感じがいいでしょう。
もし面談などで「あまり自分のことをわかってくれないなぁ」と思っても、「そんなもんか」と諦めずさっさと次を探すことをおすすめします。
転職エージェント選びの3ステップ(具体例)
では、具体的に転職エージェントをどうやって選んでいくのか?その具体例をお伝えします。
【STEP1】まずは転職エージェント3~4社に登録
とりあえず登録しないと何も始まりません。
選ぶ基準は、大手エージェントから2社ほど、専門系のエージェントから1~2社ほど選んで登録しましょう。
【STEP2】担当者との面談
それぞれ担当者との面談(もしくは電話)までは進んでください。
今は面談もオンライン通話対応しているところもあるので、気軽に担当者と話してみて以下のA・B・Cに進んでください。
A:4社のうち一人でも「いいな!」と思う担当者がいたら、その人と積極的にコミュニケーションをとり進めてください。
B:「自分には全く合わない…」と思う担当者に出会ったら、その人のコンタクトはそこでストップするか、情報だけもらう程度に付き合つつ【STEP3】に進みましょう。
C:「可もなく不可もなく」という感じなら、引き続きコンタクトは取りつつ(活用しつつ)【STEP3】に進むのをおすすめします。
【STEP3】新たに転職エージェントを1~2社登録
あとは、「この人だ」と思える担当者に出会うまでは、負担のない程度に新たなエージェントを開拓していくことです。
無駄に時間を使うのはおすすめしませんが、やはりいい担当者に出会えばそれだけで天書活動はかなり楽になるので無理のない範囲で開拓してみてください。
【タイプ別】 おすすめの転職エージェント
転職エージェントのタイプは大きく2種類、総合型と特化型のエージェントがあります。総合型は様々な職種を網羅したエージェント、特化型は一部の職種や業種、または年齢層などに特化した転職エージェントを指します。
実際わたしが使って良かった転職エージェントを含め、いくつかピックアップしてご紹介します。
①総合型の転職エージェント
あらゆる分野の業種・職種を多数扱う総合型のエージェントは最低でも2社ぐらいは登録しておきたいところです。案件の数が多く、担当者(コンサルタント)によっては、うまく自分にあった非公開案件をチョイスしてくれるのでかなり効率的になります。
業界最大手で求人数も国内最大級。求人の約90%が非公開求人。
わたしも2度の転職で活用しましたが2度目の転職ではここで紹介された非公開求人で内定をもらいました。
■doda
リクルートエージェントに並ぶ求人件数。総合型エージェントの中でも、IT系やベンチャー系に強い印象で、わたしもIT系の非公開求人をいくつか紹介してもらいました。
30代~50代向けの良質な求人案件を得意とする上の2社に続く大手エージェント。わたしはここで出会った担当者(コンサルタント)が過去最高でした。
総合型の中では20~30代の若者向けの案件に強い印象。中小企業が中心でしたが多くの非公開案件を紹介してくれました。
キャリアコンサルタントのサービスの質が安定している印象。対応が丁寧なので初めての人は安心かもしれません。
②特化型の転職エージェント
一部の業種・職種、または年齢層などを特に強化して非公開求人案件を取り揃えたり、それらに特化したコンサルティングを強みとするエージェントです。
総合型エージェントが網羅性が高いのに対して、特化型の転職エージェントは専門性が高いので、当てはまる業種や職種があればぜひ登録してみることをおすすめします。
■首都圏に特化した25万社の求人実績 アイデムスマートエージェント
東京を中心に首都圏の求人に強い転職エージェントです。特に25歳~35歳の初めて転職する人に対するサポート体制が強みです。
IT企業に特化した転職エージェントです。マーケティングからプランナー、エンジニア、営業職や管理系まで幅広くIT企業の案件を多く取り扱っています。
管理部門に特化したエージェントとしてはNo.1の評価を得ているエージェント。(楽天リサーチ・人材紹介企業のブランドに関する調査)
ミドルやハイクラスの管理職の人に強みがあります。総合型エージェントとしても紹介しましたが、わたしの経験上、とてもおすすめです。また外資系の求人が多いのも特徴です。
20代に特化して就職サポートするエージェントです。積極的に面接での会話や身だしなみなどのアドバイスもしてくれるので自信がない人も安心です。
第二新卒・既卒・フリーターの方の転職サポートに特化。企業への就職に苦手意識のある人が安心して相談できるサポート体制が強みです。
おすすめの転職サイト
まとめ(30・40代での転職経験で学んだコツ)
当然ですが転職活動のゴールは転職の成功。
転職エージェント選びはあくまでそれを達成するためのプロセスなので、そこに貴重な時間を割くのは本末転倒です。
ポイントは、
- 小出しに複数の転職エージェントを登録
- 面談ではしっかり自分の意志や考えを伝える
- 自分に合う担当者(コンサルタント)探しに注力
- 担当者が合わないならあまり悩まず次を探す
です。
転職エージェントは使わなくても転職活動は進みますが、いい担当者に出会えばとても効率よく、スムーズにいくので上手に探してみてください。
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