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【体験談】30代後半。会社を辞めてから転職成功!よかったこと、心掛けたこと

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これまで勤めてきた会社を辞めてから転職活動をしている方、 これから始める方の多くは、「本当に大丈夫だろうか?」 と少なからず不安を感じておられると思います。

 

そんな方に、私の体験談から「退職後に転職活動してよかった」 と思えたこと、「心掛けたこと」をご紹介します。 少しでもこの記事がお役に立てれば幸いです。

 

 

会社を辞めてから転職活動をする人には、「やむを得ない理由」 がある

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私は過去に2度の転職を経験しましたが、今は3社目の会社で10年以上、とても充実した毎日を送っています。


初めての転職は37歳で、 それまで勤めた会社を辞めてから転職活動を始めました。

私の場合、自分の意思で退職したのですが、 やっぱり転職活動中は「辞めてしまって本当によかったのか?」 と何度も不安になりました。

 

そんな時、「会社を辞めてからの転職」 についてネットで検索しても、「転職は在職中がおすすめ」「 退職後の転職活動はリスクがある」 といった内容の記事ばかりが目に付きました。


でも、ひとこと言いたい。

「在職中に転職できるなら、 その方がいいことぐらい誰でも知っています」


それがわかった上で、会社を辞めて転職活動をする人には、「 そうせざるを得ない理由」があります。

 

もちろん会社都合での退職や、引越し・ 家庭の事情といった環境の変化が退職理由の場合もそうですが、 自分の意思で退職する場合も、「 会社を辞めてから転職活動せざるを得ない」 というケースもあります。


私の場合はこうでした。

私が転職を決めた理由
  • 勤めていた会社の未来が不安だったから
  • 自分の将来の市場価値が不安だったから

転職先を決める前に、会社を辞めた理由
  • 在職中には転職活動する時間が作れなかったから
  • このままではマズイと思ったから

という理由です。


ただ他にも

  • パワハラやセクハラなど人間関係で精神的に厳しい
  • 過労・重労働で肉体的に厳しい

など、

今すぐにでも辞めないと辛いという方にとっても、「 退職してからの転職活動はやむを得ない」ものだと思います。

 

「辞めてから転職活動」は有利

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まず先に、会社を辞めてから転職活動するデメリットは主に3つ。

①金銭面と②メンタル、③辞めたら後戻りはできないということだと思います。

 

まだ在職中の方は、ここだけは覚悟してから退職を決意してください。

 

ただこの点さえ何とかクリアできるなら、辞めてからの転職は確実に有利な部分がかなりあります。

 

一番の理由は「狙った企業対策にしっかり時間を使え、 ライバルとの差別化ができる」ことです。
 

転職する多くのライバルは、 在職中に仕事をしながらの転職活動になるため、 一つ一つの企業に対してなかなか充分な対策はできません。

 

ですので特に狙った企業は、 しっかり準備することで大きく差別化できます。

 

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考えてみてください。

転職という人生の大きな挑戦に対して、時間がとれず充分な対策ができない自分と、しっかり時間を使い対策をして転職活動に挑む自分とで、どちらが良い結果を生むことができるかは一目瞭然です。

 

転職活動中の金銭面と、折れないメンタルの維持さえ何とかクリアすれば、会社を辞めてからの転職活動はとても有利です。

 

私が30代後半最初の転職の際、きっぱり会社を辞めて挑んだことは、今思ってもよかったと心から言えます。

もし、あなたが会社を辞めて転職活動しておられるなら、ぜひその強みを生かして成功を掴んでください。

 

もちろん、これから退職を検討している方は、転職エージェントに登録するなど最低限できることは進めつつ、本当に自分が転職すべきはしっかり見極めておいてください。

 

 

では、ライバルと差別化するために具体的に何をしたのか?

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いろいろ試した中で最も効果があったのは「 勝手に提案書を作って面接に持ち込むこと」です。


特に面接で「緊張してしまう」「対話での表現が苦手」 という方にはおすすめです。


提案書を持ち込むだけで面接官の印象に強く残りますし、 面接中も提案書の内容が話題になるので自分の伝えたいことがアピ ールできます。(面接官からの答えにくい質問も減ります)


また提案書を作るとなると、 自然とより広い視野でその会社の情報が調べられ、 自信を持って話しやすくなります。

 

仕事をしながら転職活動する人には時間的に難しいことだと思いま すし、 実際やる人も少ないので多くのライバルの中で確実に差別化できます。(私の場合、提案書を持ち込んだ5社全て一次面接は通過、内定2社)


特に多くのライバルの中から合否を振り分けられる一次面接では何か印象的な爪跡を残すことが大切です。


二次面接や最終面接の土俵に立つために、「本命の企業面接」 ではぜひ試してみてください。

 

転職活動中にメンタルを保つために心掛けたこと

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会社をやめてからの転職活動で大切なのは自分の精神状態・ メンタルをできるだけ安定に保つことです。


特に会社を辞めてからの転職中は不安に押しつぶされそうになった り、かと思えば急に気が抜けダラダラと時間を過ごしたり。


でも規則正しい生活を心掛けることで、 ある程度メンタルを保つことはできると思います。

 
私は自分に3つのルールを作り、とにかくこれだけは実行ました。

 

私が心掛けた4つのルール

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  1. 平日は毎日、出勤するかのように家を出る
  2. 週末は休暇をとる
  3. 毎日、「ひとこと日記」をつける
  4. 明るく前向きに過ごす


何か自分でルールを作りルーティン化することは、 心と生活のリズムを整えやすいのでおすすめします。


それでは私が実行した3つのルールと目的をご紹介します。

 

1.平日は毎日、出勤するかのように家を出る

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私は、特に予定のない平日は、朝、 同じ時間に家を出て図書館に通いました。 図書館が休みの日はネカフェなどを利用しましたが、 とにかく家以外のところで情報収集や勉強、 書類作成を行いました。


平日毎日同じ時間に家を出ることで、 生活のリズムが作れるメリットもありますが、もう一つ、 特に妻子やご両親など同居するご家族がおられる方には皆んなが安定した気持ちで毎日過ごすためにもオススメです。


例えば、ずっと夫が家にいると、 どんなに理解のある奥さんであっても、 夫が無職期間の転職活動となると、 何かと心配になりついつい口出ししたり、 不安が態度に現れたりしてしまうかもしれません。


毎日出勤するかのように、決まった時間に家を出ることで、 今まで会社に勤めたように「がんばっている」 という安心感にもつながりますし、 直接不安を感情に出してしまう機会を少なくなります。


また近所の人に転職活動中だと気づかれることもなく、 家族にも余計なな負担を掛けずにすみます。

 

2.週末は休暇をとる

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2つ目は転職活動中でも休暇をとることです。

 

転職活動中はどうしても、焦ってしまいがちですが、メリハリをつけないと、かえって非効率になってしまうことがあります。

 

休む時はしっかり休み、その分転職活動する時には集中して取り組むことをおすすめします。

 

休暇日には家族と過ごしたり友人と会ったり、自分の趣味に時間を使うことで、気持ちや体ををリフレッシュさせることで、転職活動中どうしても狭くなりがちな視野を広げ、また明日からの転職活動に役立てることもできると思います。

 

私は日曜日だけは、できるだけ転職のことは忘れて、特に家族過ごすように努めました。

 

大変なのは自分だけではありませんので、時にはご家族の話を聞くことで、協力してくれるご家族との絆も深められると思います。

 

3.毎日、「ひとこと日記」をつける

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これは自分の気持ちを安定させるのに役立ちました。

やる事としては、どんな小さなことでもいいので、1日ひとこと、 日記を書くだけです。


そしてできるだけ毎日一つ小さな成長・ ブラッシュアップを心掛け、「今日得られたこと」 を記していきます。


例えば「ハローワークで手続き完了」「 転職サイトで一社応募した」「面接で聞かれた質問に答えられず、後で○○を調べた」「○○という本を読んだ」などなど。どんな些細なことでOK。


どうしても何もなければ「何もなかった」でも大丈夫です。

 

少なからず時間のかかる転職活動中、時おり「 自分は果たして前に進んでいるのだろうか?」 と不安になると思います。


そんな時、毎日の積み重ねを日記に記しておくことで、 一歩一歩前進していることが実感できます。


また「何もなかった」という日が何日か続けば、「明日こそは○○ をしよう」と自分自身で発破をかけることもできます。


1日の終わりに一言、 振り返る習慣をつけることで自分の気持ちをコントロールしやすくなるので、こちらもよかったら試してみてください。

 

4.明るく前向きに過ごす

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会社を辞めて無職状態の転職活動中は、 どうしても孤独になったり、 人と接する時も何か後ろめたい気持ちになりがち。 ふと鏡に映る自分の表情の陰りに気づき、 ハッとすることもあります。


でもそんな時こそ、できるだけ明るく、 前向きな態度を心掛けてください。


面接などで、そういう心掛けを意識する人は多いと思いますが、 それ以外の人と接する場合こそ「明るく」「前向きに」「大らか」 な接し方を意識することをおすすめします。


理由は3つ

  1. 人の優しさに触れられ、メンタルを保ちやすいから
  2. 面接などでも自然に明るく話せる練習になるから
  3. 人に協力してもらえるから

 

1.人の優しさに触れられ、メンタルを保ちやすいから

こちらは日々の生活のあらゆる場面での心掛けです。


例えばコンビニの店員さんや、役所の人、 図書館の受付の人など誰に対しても、少し口角を上げ「 ありがとう」と言ってみる。そういうレベルの心掛けです。


そうするだけで人の笑顔やちょっとした優しさに触れる機会が増え 、少しだけ嬉しい気持ちになれます。( 人の不愉快な態度で嫌な気分になる機会も減ります)


会社勤めの頃と比べて、 転職活動中は人と接する機会も少なくなるので、 毎日のちょっとした出会いが自分のメンタルに及ぼす影響も、 積み重なると意外に大きいものです。


「明るく」「前向きに」というちょっとした心掛けを、するのとし ないとでは、思った以上に日々の過ごし易さが変わると思いますのでぜひ心掛けてみてください。

 

2.面接などでも自然に明るく話せる練習になるから

人と接する機会が減ると、面接の時に明るく前向きに話すことが、 ぎこちなくなることもあると思います。


「今まで当たり前にできたこと」でも、 不自然になることもあるので、練習のためにもこの心掛けは効果的だと思います。

 

3.人に協力してもらえるから

3つ目は、 特にハローワークや転職エージェントの担当者などに対する態度や姿勢です。


もちろん彼らは、 あなたの転職活動をお手伝いするのが仕事ですが、 だからといって「仕事なんだから当たり前でしょ」 という態度で接するのは得策ではありません。


仕事とはいえ彼らも人間ですので、相談者の態度・姿勢一つで「 ただ物理的に対応するのか」「本気で応援しようとするのか」 は本当に変わってくると思います。

 

私は転職活動中、ハローワークで1人、転職エージェントで1人、 本当に応援してくださる担当者の方と出会えたことで、 転職活動がとても楽になった経験があります。


お2人とも、転職サイトでは探せないような案件も含め、本当に積極的に応募案件を探しては連絡してくださりました。

 

また、応【企業ごとに、履歴書や職務経歴書、提案書などの書類作成のアドバイスや、面接対策として、企業の傾向を教えてくださるなど、1つ1つ親身になって対応いただきました。


どこで、どんな出会いがあるかわかりませんので、 人と接する時は一つ一つを「明るく」「前向きに」 をぜひ心掛けてみてください。

 

まとめ

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「会社を辞めること」「転職すること」 いずれも私はすごく前向きな行動だと思っています。


今の時代、「変わろうとしないこと」 の方が何より危険なことだと思います。


自分の意思でも、会社都合でも、何らかの課題にぶつかった時に、 次の行動を決意し実行できる勇気を持てる人こそ、 これからの社会で必要とされる人材だと思います。


あとは、「会社を辞めて転職活動する」 ことの強みを最大限に生かしてライバルと差別化し、 一つ一つ振り返り改善しながら、たった一社、 自分に合った場所を見つけるだけです。


そのために少し時間がかかることもあるので、 自分のメンタルを保つためのルールを作ること。


そしてできるだけ多くの人の協力を得られるよう、 日々の人との接し方を大切に、「明るく」「前向きに」 を心掛けること。


これらを諦めず続ければ、道は拓けると思います。

 

もちろん、すでに今の会社を退職している人も、これから退職を検討している人も、できるだけ早く次の仕事を決めるに越したことはないので、転職エージェントへは1日も早く登録しておく方が良いです。


有名で案件数の多いリクルートエージェントdodaの中心にいくつか登録しておいて、自分に合った良い担当者を見つけておくとかなり転職活動には有利です。

長い人生の中でここが一つの踏ん張りどき、 自分を信じてがんばってみてください。

 

この記事が、少しでもお役に立てれば幸いです。

 

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