こんにちは。コトノバです。
最近読んでよかった本
「なぜ、あの人の周りに人が集まるのか？」
についてのご紹介です。
日常のちょっとした心がけ、
ちょっとした言動を変えることで
ビジネスも、人間関係も好転。
心あたたまるストーリーにひたりながら
そんな気づきを与えてくれる本です。
※この記事は2分ほどで読めます。
「なぜ、あの人の周りに人が集まるのか？」の感想と概略
この本は小説ですが
その物語を通じて商売やお金、コミュニケーション力を
学ぶことができるスタイルの書籍です。
とは言っても、たまに見かける
「ちょっとしらじらしい小説風のビジネス書」とは違い
物語（ストーリー）自体がほんとにおもしろいです。
（「涙があふれた」というレビューもすごく多い）
物語の概略は
ある商店街の酒店が大手コンビニのフランチャイズに加盟。
最初は好調に思えた売上もどんどん落ち込み経営の危機に。
エリート街道を進むはずだった店主の美人娘（主人公）が
実家に戻り、コンビニ立て直しに取り組もうとするが
空回りばかりでうまくいかない。
そんなとき現れたアルバイトのおばちゃん。
仕事もおそく、マニュアルも守らず、
ただただニコニコとマイペースに働くのだが
このおばちゃんが来てから不思議といろんなことが好転し始める。
最初はこのおばちゃんをけむたがった主人公の娘も
少しずつ、このおばちゃんを意識し始めていき……
といった感じで展開していくお話です。
私は「涙あふれる」とまではいきませんでしたが
ちょっとワクワク、ハラハラしながら一気に読み終えました。
この物語のコンビニでは
毎日、いろんな出来事が起こります。
でもそれぞれの出来事は
経営コンサルティングなども手掛ける著者が
その周りで実際にあった出来事を元に描いたもの。
それだけに
一つ一つにリアリティもあり（嘘くさくない）
またアルバイトのおばちゃんや主人公の娘さんの言動も
「明日からでもすぐにマネできる」ような
とてもビジネスで大切な
いや人と関わり生きていくうえで大切なこと
そのヒントがたくさんちりばめられています。
読み終わると、
ストーリー自体の感動を通じて
「あしたから試してみよう」という学びを
得られることがこの本を読んでよかった！
と思える利用です。
「おせっかい」と「親切」の境目
最近よくビジネスでも、日常生活でも
「Give（人に与える意識・行動）を大切にしよう！」
というメッセージを見かけるのではないでしょうか？
この本に書かれているメッセージの一つが
その「Give」です。
ただ実際、
「GIVEをしよう！」とはいうものの
「どうやっていいのかなぁ？」と戸惑いませんか？
人に親切にしても
相手から「おせっかいだなあ」と思われたり
時には「余計なことをするな！」と
怒られることもあるかもしれません。
相手がビジネスのお客様や
職場の上司だったりするとなおさら。
「親切」のつもりが
ただの「おせっかい」になってしまっては…
と思うと、なかなか行動できないこともあります。
でも
この本が教えてくれたのは
「おせっかいを恐れていたら、親切な人にはなれない」
ということ。
多少は相手にどう思われようと
おせっかいでもいいから
相手のためを思って行動おしてみること。
「こう思われたらどうしよう…」と
自分目線で考えるより
「相手のために」と思って行動を繰り返すことで
ほんとうの「親切」が身につくのだそうです。
本文中の以下の言葉は
とても印象的なセリフでした。
「おせっかいを覚悟すると、いつの間にか
親切との境目が見えてくるんじゃないかな」
いろんな意味で、「幸せになれる本」です
この本を読むと
「ものを売る」こと、お金のこと、コミュニケーションのこと
を、学ぶことができます。
この物語の中で起こる一つ一つの出来事は
普段の生活の中でもすぐに応用できるようなことばかり。
この本を読んで、行動することで信頼関係を築くヒントを得られる
これはとても幸せなことですね。
そしてもう一つ、
単純に…
この本を読むことで幸せな気持ちになります。
少なくとも、わたしは幸せな気持ちになりました。
そう、とてもいい話なんです。
人生で大切な学びを得ながら
心あたたまるストーリーを味わえる
そんなちょっとした幸せを体験したいときに
ぜひ手に取ってみてください。
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