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「すいません、ほぼ日の経営。」ジャケ買いは「いい時間」をくれた

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こんにちは。コトノバです。

 

週末、少し久しぶりに本屋に行き、素敵な本に出会いました

 

もしネットで探していたら出会わなかったであろうその本にたまたま出会い、とても「いい時間」をもらえたのでそのことについて書きます。

 

 

「すいません、ほぼ日の経営。」

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私が出会ったのは「すいません、ほぼ日の経営。」という語り手:糸井重里さん×聞き手:川島 蓉子さんの対話形式で綴られた書籍です。

 

糸井重里さんは、言わずと知れたコピーライターの第一人者であり起業家。

 

ただ正直なところ、私はこれまであまり関心を持っておらず、糸井さんの名前が目に入っても自分から本を買おうと思うことも特にありませんでした。

 

今回も全く別のジャンルの本を探しに本屋に行ったのですが、通りすがりの本棚で「すいません、ほぼ日の経営。」という本が目に入りました。

 

最初手にとってすぐ

「ああ糸井さんか」と思い、そのまま本棚に戻し通り過ぎました。

 

でも何故かやっぱりあのタイトルが気になり、もう一度戻ってきて今度はパラパラと中をチラ見。

 

もう一度手放しては戻り、結局その本を入手しました。

 

決して本棚の目立つ場所に置かれていたわけでもないのですが、

一瞬目に止まった「すいません、ほぼ日の経営。」というタイトル

この糸井さんのコピーに、何度も何度も私は呼び戻されてしまったのです。

 

「いい時間」をくれました

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この本は、糸井重里さんの経営する株式会社ほぼ日の経営について書かれています。

 

とてもわかりやすい言葉で、それでいてマネジメント、マーケティング、顧客との関係構築など本当に大切なことがたくさん詰まっています。

 

株式会社ほぼ日は1979年の創業ですが、ここでの経営は、今でも最先端と言えるような働き方、顧客との向き合い方、商品の作り方が実践されているように感じました。

 

本の中に出てくるメッセージで、私の心に残ったメッセージを1つだけ取り上げると

 

顧客に「いい時間」を提供する

ということへの糸井さんのこだわりです。

 

例えば、人がお金を払って映画を観るとき、求めるものは見終わったあとに初めてわかる「いい時間を過ごせた」という満足感

 

そんな「いい時間」を商品として提供するビジネスのために大切なこと

 

そんな内容がこの本には、たくさんの素敵な、わかりやすい言葉で語られています

 

そして私はこの本に出会い、その「いい時間」をもらうことができました。

 

ジャケ買いは、新しいものにめぐり合うチャンス

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私が若い頃は、インターネットもなく、今と比べて情報源が限られていたので、本にせよ、レコードにせよ、ジャケ買い(ジャケットだけ見て買うこと)の感性を鍛えることが、新しい良い情報を手に入れる1つの手段でした。

 

今たくさんの情報に溢れ、探したい情報がピンポイントでとても簡単に見つけられます。

 

ただもしかすると

効率よく、ピンポイントで欲しい情報を探すという行為は時として

新しい情報に出会うチャンスを逃しているのかもしれない。

今回のジャケ買いでそんなことを思いました。

 

これまで糸井重里さんという存在を、無意識にブロックしていたように。

 

ネットの買い物は、ついつい自分の想像や知識の範囲内だけで、検索してしまいがち。

 

もう少し、お店に足を運んで、向こうから勝手に飛び込んでくる情報のキャッチを心掛けようと思いました。

 

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すいません、ほぼ日の経営。