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YouTube動画編集は稼げる?映像業界プロ歴12年が秘訣を紹介【2021年更新】

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こんにちは。コトノバです。

 

・YouTube動画の編集代行は「これからも稼げる」って聞くけど本当?
・今から始めてもライバルに負けない方法はあるの?


この記事では、そんな疑問にお答えします。

 

 

 

YouTubeの動画編集代行は稼げます

まず結論です。

YouTubeの市場がどんどん成長する中、安定した収入が得られ、参入のハードルが低い動画編集代行は今がチャンスです。


そしてライバルと差をつけて稼ぐ秘訣

  1. ビジネスとして最低限のルールを守る
  2. 音声を意識した動画編集をする
  3. youtuberのコンテンツ内容を理解する

です。


この3つを守れば他のライバルと差別化でき、高単価で安定した仕事の受注ができる可能性が高いです。

 

これからその理由と方法を1つずつ解説していきます。

どれも決して難しいことではありませんのでぜひ読んでみてください。

 

YouTube動画編集がこれから稼げる理由

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ここで少しだけ自己紹介。

私は約12年間、テレビCMや企業用のPR動画・テレビ番組などの制作を行う会社でエンジニアとして仕事をしていました。

今は別の会社で動画制作は発注する側の立場ですが、かれこれ20年ほど動画とは関わってきたので、これからご紹介する内容も少しはお役に立てるかと思います。

これからどんどん需要が伸びる

ご存知の通りYouTube動画は今もどんどん増えています。

2017年→2019年の2年間で約2倍、2022年には3倍になると予想されています。※デジタルインファクト調べ

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さらに通信速度も今の4Gから2020年には5Gが出てくる予定なので、動画での情報発信はさらに加速するでしょう。

※2021年現在でYouTubeは予測以上に伸びています。

 

また、例えばこれまでブログを中心に収益化してきたブロガーさん達もどんどんYouTubeに参入し始めているようです。

 

今は動画を自分で編集しているYouTuberの人たちも収益化が安定すれば、彼らはコンテンツ(情報の内容)作成に集中し、動画編集は代行を外注するようになるケースも増えるのでこのあたりの市場も狙い目だと思います。

 

収入も安定しやすい

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YouTube動画の編集代行は個人事業者の場合、1本で3,000円〜5,000円ぐらいが相場です。(動画の尺や内容にもよりますが)

 

YouTuberで外注を使う人は、基本的にYouTubeだけでもある程度の収益化ができている人だと考えられるので、YouTubeの更新頻度も高くなります。

 

仮に1日1本のペースでYouTube動画をアップする人から仕事を受ければ、1人でも月に30本になります。

 

それだけでも月9万円〜15万円は稼げることになります。(30本 × 3,000円〜5,000円)

 

10〜15分の動画なら作業時間は1本1〜2時間ぐらいでも可能ですので、仮に2人のYouTuberから仕事を受けて1日2本の編集だとしても月に18万円〜30万円。かなり安定的な収入が得られますね。

 

もちろん編集作業にかかる時間は動画の内容にもよりますが、一般的なトーク中心のYouTube動画でカット編集(切り貼り)+テロップ入れ+効果音・BGM付けぐらいなら、慣れれば1時間も充分可能な範囲だと思います。

 

あと慣れない間、仮に作業に3〜4時間かかるとして、副業でも月に10本や15本ぐらいからなら受注できると思うので、スキルに合わせて増やしていけばよいと思います。

初心者でも、始めるハードルは決して高くない

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初心者が動画編集を始めるために習得すべきスキルや、機材・ツールを揃える費用も決してハードルは高くありません。

それぞれについて少しご説明します。

 

動画編集スキルの習得は、それほど難しくない

動画編集という仕事自体はもちろん奥が深いものです。

ただ1本が3,000円〜5,000円ぐらいのYouTube動画の編集代行であれば、最低限必要なスキルを身につけるのはそれほど難しくはありません。

 

正直なところ全くの初心者からでも集中してやれば習得期間1カ月でも、まず仕事を受注する最低限のスキルを身につけるのは充分可能です。

 

最低限そろえる機材はパソコンと編集ソフト 

では、初心者が動画編集を始めるにあたって必要な機材ですが、まずはパソコンと動画編集ソフトがあればOKです。

 

パソコンはすでに持っているという人なら大丈夫ですが、スペックがあまり低いと作業がはかどらないので、そういう人は購入することをおすすめします。

2019年12月時点でメモリ32G 、CPU Core i7のノートPCが新品で15万円ぐらいからありますが、これぐらいであればスペック的には十分だと思います。

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また、編集ソフトについてAdobe(アドビ)のPremiere Pro(プレミアプロ)というのがおすすめです。

理由としては機能として充実していることもありますが、一般的に多く使われていることも重要なポイントです。使い方などの情報もネットで簡単に探せますし、互換性も大切な要素ですので、もし「動画編集代行で稼ぐぞ!」と思うならぜひ検討してみてください。

なお、価格は月額5,000円ほどですので、編集代行の仕事が受注できるようになれば、すぐに元を取れる金額だと思います。

今ならAdobe Creative Cloud(12カ月版)+デジタルハリウッドの動画オンライン学習のセット39,980円という破格のプランがあって、これはかなりおすすめです。

 

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 ライバルとの差別化が重要

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ここまで読んでいただけば、Youtube動画の編集代行という仕事にチャンスがあることは何となくでもイメージしていただけたのではないでしょうか。

 

ただ、当然ですが需要が増える分、ライバルも増えてくると思います。

専業だけでなく副業で動画編集を始める人も含め、仕事を継続的に受注し単価を上げていくためには、他のライバルとの差別化がとても重要になってきます。

 

そこでライバルと差別化する3つの秘訣をご紹介します。

  1. ビジネスとして最低限のルールを守る
  2. 音声を意識した動画編集をする
  3. youtuberのコンテンツ内容を理解する

 

1.ビジネスマンとして最低限のルールを守る

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最低限のルールとは、例えば「納期を守る」「約束を守る」「必要事項はきちんと連絡する」という、まず本当に最低限のルール・マナーのことです。

「そんなの当たり前でしょ?」と思うかもしれませんが、個人で仕事を受ける人の中には、これができない人が結構いるようです。

 

企業でエンジニアをしていた頃、「個人への外注は納期を守らないから怖い」と言って、小さな仕事でも制作費が桁違いの企業にわざわざオーダーしてくるクライアントもよく見かけました。

 

普通に会社勤めしている人にとっては当たり前のことも、きちんと守れば意外と差別化できます。

逆に守れないと、二度と仕事を頼まれなくなる可能性も高いのでご注意ください。

 

2.音声を意識した動画編集をする

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まず、なぜ動画編集で音声を意識するとライバルと差別化できるか?です。

 

それは、YouTuberが発信する情報の80%以上が音声による情報、つまり言葉だからです。

 

ただこの事に気付いていない人、またはその事が動画編集に反映できていない人が多いため、これを理解し、意識する事でかなり強みになり差別化できます。

 

というのも動画編集というと、どうしても「音声」より「映像」というイメージが強いと思います。

 

これは実際プロの現場でもよくある事で、優秀な映像編集マンはサウンドエンジニア出身者が多いと言われています。

 

特に動画の閲覧状況が収益に直結するYouTuber達にとっては、この事を理解して編集してくれるエンジニアは、本当に重宝する存在になると思います。

 

YouTubeを、イヤホンで音だけ聴く人も多い

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よくYouTubeを観ていて気になるのは、声が聞き辛い動画が多いことです。

声が小さかったり、音がこもって聞こえたり。

 

あと最悪なのは、効果音やBGMが声にぶつかって聞き辛い場合です。

頑張っていろいろ効果音やBGMを付けた結果、それが逆効果になるケースもよく見かけます。

 

YouTubeを観ている人は、静かな部屋の中より、むしろ電車の中など雑音のある場所で観ることも多く、少しでも音が聞き辛いと観る気を失せてしまうので要注意です。

 

移動中は、動画を観ずに「イヤホンで音だけ聴く」という人も多いので、音声が聞き辛い動画はその時点でアウトです。

 

また最近ブロガーからYouTuberとして参入していく人も多いですが、こういう人たちは1つ1つのコンテンツを分析し猛スピードで改善を繰り返しています。

 

こういうYouTuberは動画に対しても「見た目の派手さ」ではなく「いかに効果が出るか?」で判断するでしょう。

「きちんと内容が伝わる」=「収益に繋がる」動画編集のために、音声の重要性を理解し意識することが大切になります。

 

ポイントとしては

  1. 声の音量・音質を意識する
  2. BGMや効果音が声の邪魔をしない
  3. 音の演出効果を理解する

です。

 

詳しい方法は、また別の記事で紹介します。

まずは、特に1と2を意識するだけでも差別化になるので、とにかく意識だけしてください。

 

3.YouTuberのコンテンツ内容を理解する

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もう一つ重要なのはYouTuberのコンテンツを理解するということ。

これも当たり前のようで中々できない人も多いので、意識すればそれだけでも差別化できます。

 

動画編集の目的は、編集によりコンテンツのメッセージを視聴者により明確に伝えることです。

ただ、どうしても仕事となると作業自体が目的になってしまう人もよく見かけます。

 

もちろん作業スピードや効率は大切ですが、長期的に継続して受注し単価アップを狙うならYouTuberの過去の動画はもちろん、ブログ記事やSNSもしっかりチェックして、この人は何を伝えたいのか?をしっかり理解することがとても重要です。

 

そのYouTuberのファンになるくらいのつもりで内容を理解しておけば、動画編集の際に依頼者の指示の意図もスムーズに把握でき、その意図を表現する編集が可能になります。

 

作業者ではなく表現者になる

どんな仕事でも共通して言えることだと思いますが、相手から指名され高単価の仕事を継続的に受注するためには提案力は大きな武器になるでしょう。

 

依頼者の手足として働く作業者ではなく、依頼者の頭脳として仕事をする表現者になるのが重要なカギです。

 

動画編集も最初のうちは、依頼者が細かく指示を受けるかもしれません。

 

ただ、YouTuberのコンテンツの意図をしっかり理解し、その動画で伝えるべきメッセージの本質、つまり音声の効果的な表現方法を身につけていけば、依頼者からの指示がなくても編集作業ができるようになるでしょう。

 

さらに動画編集のプロとしての視点で、提案を増やしていくとかなりの強みになると思います。

 

作業効率化、表現方法、収録のポイントなど、あくまでもコンテンツの効果を上げるための提案は依頼者へのアピールにもなります。

 

そこまでくれば、依頼者はもうあなたをなかなか手放せなくなり、単価アップの交渉も通りやすくなるでしょう。

 

まとめ(動画編集は今後も稼げます)

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動画編集は、仕事を始めるハードル自体は決して高くありませんが、やりだすと奥が深く、その分とても楽しい仕事です。

 

そしてそのクリエイティブな部分にどれだけ踏み込めるかどうかが、他のライバルと差別化し、収益を上げる大きなポイントになると思います。

 

そのためには、依頼者となるYouTuberのコンテンツの意図を充分に理解して、そのメッセージを視聴者にしっかり届ける表現力を身につけることが重要なカギを握ると思います。

 

YouTube動画の市場は間違いなく発展途上ですので、もし興味をお持ちの方は先手必勝を狙ってぜひチャレンジしてみてください。