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音声アプリClubhouse!今までのSNSとの違いや楽しみ方は?時間の価値を感じるアプリ

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こんにちは。コトノバです。

 

話題の音声SNSアプリ、Clubhouse(クラブハウス)を試してみて感じたことをご紹介します。

 

結論は、「かなり面白い」というのが率直な感想。

最初は頭の中で「こんな感じかな?」と何となく想像していたのですが、実際やってみると「思った以上に新感覚」を体験した気がしています。

 

今までのSNSと大きく違う点や今後の可能性についての所感ですので、よかったら参考にしてみてください。

※この記事は3分ほどで読めます。

 

 

 

Clubhouseとは?→音のSNSアプリ(無料)です

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Clubhouse(クラブハウス)とは、2020年3月にアメリカ・シリコンバレーで誕生した音声SNSアプリ(無料)。

 

アプリ上では趣味やテーマに沿った「クラブ」というコミュニティをつくることができ、誰でも「ルーム」を開いてリアルタイムで会話など音声での交流ができます。

 

「ルーム」の参加者は以下の3つにわかれます。

  • モデレーター:主催者・司会者的な役割
  • スピーカー:テーマについて話す人たち
  • オーディエンス:聴く人たち

 

オーディエンスは、「ルーム」に入って自由にトークを聴いたり退出したりが自由にできます。

また、オーディエンスとして入った人が「挙手」ボタンを押すと、モデレーターの判断で選ばれれば会話に参加する機能もあるので質問したり、トークに参加できる場良いもなります。

 

なおClubhouseは招待制なので、すでに利用している知人に頼んで正体を受けるか、アプリ上でリクエストすることになります。

 ※ちなみにユーザー1名が招待できる人数は基本的に2名です(あとから増えたりもするみたいですが)

ClubhouseがこれまでのSNSと大きく違う点は?

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Clubhouseが、これまでのSNSと大きく違うところは「時間を拘束する」ということ。

でも、それと引き換えに「その瞬間でしか生まれない価値に出会えるSNS」なのです。

 

そしてこれが実際に体験してみると、思った以上に「新感覚」なのです。

 

これまでSNSやデジタルツールの多くは、

  • 自分の好きな時に見れる
  • 自分の好きな時に発信できる
  • 好きなところだけつまみ食いできる

など、効率的に情報発信・受信ができる流れでした。

 

でも、このClubhouseは真逆。

アーカイブ(データの保存)もなければ、当然再生スピードを変えることもできず、放送される時間にリアルタイムで立ち会わなければそこで行われたことは2度と体験できないわけです。

 

一見、時代を逆行しているようにも思えますが、そこにこそClubhouseの魅力があるのです。

 

 

まるでジャズのアドリブ!Clubhouseは即興ならではの面白さが体感できる

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例えばジャズのライブでは、それぞれのプレイヤーが即興のアドリブ合戦を繰り広げ、観客もプレイヤー同士も、その瞬間、その場だけで生まれた音を楽しむのが醍醐味の一つです。

また、芸人たちの大喜利も同様。

 

その場の空気の中、それぞれの演者がコラボレーションすることで生まれる芸に心を躍らせます。

Clubhouseの魅力もそれにすごく似ています。

 

「この人とこの人が交じり合うとどんな化学反応が起こるのだろう?」

Clubhouseのルームに参加するスピーカーや、オーディエンスが加わることで、その場でしか生まれないようなアイデアが出たり、その瞬間の空気感そのものが体験できることが、ClubhouseというSNSの一番の魅力だと思います。

 

 

 

新しいサービスが生まれる瞬間に出会えるかも

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 特に今、Clubhouseで積極的に発信しているのは、経営者やベンチャー投資家、タレントやインフルエンサー、クリエイーターの方々が多く、その内容はゆるい感じのフリートークもあれば、本気の企画会議的なものもあります。

 

同業者同士だけでなく、今まであまり交流のなかった異業種の方同士での交流も「Clubhouseを試してみよう」という流れの中で、かなり実験的なトークセッションが展開されていて、時代を動かすような新しいサービスが生まれる瞬間に出会える可能性もあります。

 

参加費数万円以上はしそうな有料セミナー・トークセッションのような内容があちらこちらで聴けるといった感じです。

 

 

一流の会議(ブレスト)の進め方も学べる

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また「学び」という点でもかなり有意義です。

 

トップクラスの経営者やクリエイターを相手に繰り広げられるトークセッションは、そのモデレーター(司会者)の会議の回し方も参考になります。

 

個性豊かなスピーカーそれぞれののアイデアを引き出したり、時に一般のオーディエンス(聴いてる人)からの意見も取り入れつつ、テーマに沿って話題をまとめていくテクニックなど。

ふだん会社でなかなかまとまりにくい、ブレスト(自由なアイデア出しの会議)の進め方を一流から学ぶ良いチャンスになったりもします。

 

 

Clubhouseで「時間」の希少性・価値を再認識

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テキストで書かれた情報は、読者が好きなように読み飛ばせますが、音声は再生する時間を拘束されてしまいます。

しかもアーカイブもされないとなると「Clubhouseはあまり便利な気がしない」というのが使ってみるまでの印象でした。

 

でも実際に使ってみると、そこに価値があることを実感しました。

 

本来「時間」は流れていくもので、その瞬間しか体験できないはずのもの。

でも、時間短縮したり、保存していつでも確認できる便利なツールが手に入るごとに「時間」の希少性を忘れかけていたように思います。

 

自分が「その瞬間」感じること、それぞれの人に「その瞬間」見えるものは常に変わっていて、実は本当にその瞬間だけでしか味わえない価値があります。

 

 

やっぱり時間は取り戻せないもの。

Clubhouseも楽しみつつ、日常生活の中でも「今しか楽しめないことの価値」を大切にしていきたいと思っています。

 

 

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