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新海誠 監督のおすすめ小説4選!映画を観たら絶対読んでおきたい本

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新海誠作品


こんにちは。コトノバです。

 

映画「君の名は。」「天気の子」の大ヒットで有名な新海誠監督ですが、実はそれら映画作品の小説版も新海監督が自ら執筆されています。

 

映画監督が書いた小説と聞くと「本業じゃないし、読んでがっかりするのでは?」と思う方もおられるかもしれませんが、まったくそんなことはありません。

 

というよりむしろ、「これからは映画と小説の両方を体験しないと物足りなくなるかも…」と思うほど。

映画のクオリティに全く劣らないどころか、小説にしか描かれていない登場人物の背景や心理描写は、より映画で描かれた各作品の世界観に深みを増してくれます。

 

新海監督の映画に心動かされた方はぜひチェックしてみてください。

※この記事は2分半ほどで読めます。

 

 

なぜ新海監督作品は、「映画&小説」の両方をおすすめするのか?

小説image

 「天気の子」「君の名は。」「言の葉の庭」「秒速5センチメートル」

 

もしあなたが新海監督の映画を観たなら、ぜひ小説も読むことをおすすめするのがこの4作品です。

というのも、これらの作品はあきらかに映画と小説が相関関係にあるように作られていて、映画と小説を両方体験してはじめて見えてくる世界観があるから。映画だけでは伝わらない奥深さを実感することができます。

 

では、映画&小説の両方を体験することをおすすめする主な理由を3つご紹介します。

1.小説にしか描かれていない事実がある

例えば映画の中ではほんの1~2秒の少ない言葉で交わされた主人公たちの会話についても、その時の2人が心の中でどう感じて何を意識していたのかまでが、小説ではリアルに繊細に描かれています。

 

また映画の中ではほんの少ししか登場しないキャラクターの日常の出来事などが小説の中ではしっかり描かれ、そのことで「映画の中で彼女はなぜあんなことをしたのか?」という背景がわかったりするのです。

 

2.あの感動的な映像にも負けないリアルで美しい言葉

新海監督の映画は、とてつもなく美しい映像や音楽が魅力の一つです。

ただこれが小説になると、こんどは映画の映像にも負けないほどの美しくリアルな言葉で描かれいます。

まるで自分がその景色を見ているような、まるで自分がその人に乗り移ったかのうような…

新海監督の紡ぎだす言葉には、そんな不思議な力が感じられます。

 

3.新しい発見に出会える

映画を観たあと、同タイトルの小説を読むと新しい発見に出会えるのも、映画&小説を体験する魅力の一つです。

 

新海監督の映画は、1つの作品でもなんども劇場に足を運ぶリピーターが多いのが特徴。 

 

その理由の一つが、新海監督の映画は見るたびに新しい発見ができるということで、例えば初めて観たときには気づかなかったことでも、2度3度見るたびに「あそこはそういう意味があったのか」となり、そこにハマる人がたくさんいたからです。

これらはストーリーそのものや人物設定、それぞれの言葉やしぐさの細部に至るまでこまかく考え抜かれ、魂を注ぎ込んでいるからにほかなりません。

 

そして小説版には、さらに具体的な言葉でその「深み」の部分が描かれているため、小説を読むことで映画だけでは気づかなかった発見に出会えるのです。

  • 映画を何度も観る
  • 小説を繰り返し読む
  • 映画と小説を行き来して楽しむ

新海監督の作品は「1回切り」ではなく、映画と小説をそれぞれ行き来することでより楽しめるように設計されたエンターテインメントなのかもしれませんね。

 

新海誠監督のおすすめ小説4選

新海監督の作品で 「映画&小説」の両方を体験することをおすすめする4作品は以下の通りです。

 

なおここで紹介する新海誠監督の小説4冊は全てAmazonオーディオブック(Audible)の30日間の無料体験で聴き放題の対象ですので聴いてみてください。

※「言の葉の庭」と「天気の子」は映画の声優さんが朗読しているのでとてもおすすめです。

でも「君の名は。」と「秒速5センチメートル」は別のナレーターが朗読していて違和感があり、あまりうまくないので無理して聴かない方がいいと思います。

 

1.小説「言の葉の庭(ことのはのにわ)」

著者:新海誠
出版社:KADOKAWA・メディアファクトリー
発売日:2014年4月11日

あらすじ

雨の朝、高校生の孝雄と、謎めいた年上の女性・雪野は出会った。雨と緑に彩られた一夏を描く青春小説。劇場アニメーション『言の葉の庭』を、監督自ら小説化。アニメにはなかった人物やエピソードを多数織り込んだ。(出典:Amazonサイトより)

 

2.小説「天気の子」

著者:新海誠

出版社:KADOKAWA
発売日:2019年07月18日

 

あらすじ

高校1年の夏、帆高(ほだか)は離島から家出し、東京にやってきた。連日降り続ける雨の中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は不思議な能力を持つ少女・陽菜(ひな)に出会う。「ねぇ、今から晴れるよ」。それは祈るだけで、空を晴れに出来る力だった――。天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を「選択」する物語。長編アニメーション映画『天気の子』の、新海誠監督自身が執筆した原作小説。(出典:Amazonサイトより)

 

3.小説「君の名は。」

著者:新海誠

出版社:KADOKAWA
発売日:2016年06月18日

あらすじ

山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。一報、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。やがて二人は夢の中で入れ替わっていることに気づくが――。出会うことのない二人の出逢いから、運命の歯車が動き出す。長編アニメーション『君の名は。』の、新海誠監督みずから執筆した原作小説。(出典:Amazonサイトより)

 

4.小説「秒速5センチメートル」

著者:新海誠
出版社:KADOKAWA・メディアファクトリー
発売日:2007年11月16日

あらすじ

「桜の花びらの落ちるスピードだよ。秒速5センチメートル」。いつも大切なことを教えてくれた明里、彼女を守ろうとした貴樹。二人の恋心の彷徨を描く劇場アニメーション『秒速5センチメートル』を監督自ら小説化。(出典:Amazonサイトより)

 

まとめ(新海誠監督作品の楽しみ方)

まとめ

新海誠監督作品の楽しみ方。それは好きな映画に出会ったら小説もあわせて読むということ。

そうすることで、映画とは違うリアルで美しい言葉に触れられ、登場人物の背景や心の声を理解し、さらにもう一度映画を観たとき新しい発見ができます。

 

あと、「天気の子」「言の葉の庭」の2作品については、できればオーディオブックで小説を読む(聴く)のもおすすめです。

 

「天気の子」は帆高(ほだか)と陽菜(ひな)の声優さんが小説を朗読、

「言の葉の庭」にいたっては孝雄(たかお)と雪野(ゆきの)のほか映画で演じた計6名の声優さんが朗読していてとても良いのです。

 

なお、Amazonのオーディオブック、Amazonオーディブルをまだ試したことがない方は、30日間の無料体験でいずれも30日間読み放題の対象ですので聴いてみてください。

 

映画と同じ声優さんの心地よい声と表現で読み聞かせてくれるので、より映画のシーンがよみがえると思います。

 

 

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